

本記事では、そんな悩みを持つ皆様のための記事になっております。
本記事でわかること
- Jackeryとは?
- Jackery 1000と1500の徹底比較レビュー
- Jackery 1000を購入すべき方
- Jackery 1500を購入すべき方
こんにちは。
未来のための暮らし方を発信しているYaiYuです。
私はポータブル電源を「20台以上」所持し、
Jackeryのポータブル電源をすべて手に触れ使用してきました。
そんなポータブル電源マニアが送るJackery 1000とJackery 1500の全ての徹底比較は、
読者の皆様が最後まで読み終えた時には、「どっちを買おうか決まっている」そんな内容になっている自信があります!

目次
Jackery(ジャクリ)ポータブル電源とは?
ポータブル電源の最先端企業「Jackery」とは?
Jackeryとは2012年米国シリコンバレーで誕生したポータブル電源の最先端ブランドです。
Jackeryの語源は「Jacket」と「Battery」を組み合わせたもので、
「まるで身に着けるように、バッテリーを簡単に使えるようにしたい」という思いが由来となっています。

環境保全を通して社会貢献を行う基本理念のもと、
「冒険に、限りないパワーを」をスローガンに掲げ「いつでも、どこでも、誰とでも」自由に安心な充電できる製品を生み出しているそんなJackery。
Jackeryのここがおすすめ!
私も含め、すでに世界中でファンが多いJackeryのポータブル電源。
なぜそんなに人気なのか?ポイントを2点、紹介していきます。
おすすめポイント
- Jackeryだからこその安心と安全
- 統一されたデザイン
Jackeryだからこその安心と安全
ポータブル電源は精密機械です。
購入する際には、安全なのか?安心できるサポートなのか?が重要になってきます。
正直、amazonで販売しているポータブル電源のほとんどは、日本の法人もなく、サポートも充実していないところがほとんどなので、いざサポートして欲しいときに、もう倒産&閉業してなくなっているということが多々あります。

ポータブル電源でもっとも日本で実績があり、販売数もNo.1のブランドJackery。
日本の法人も東京にありサポートも充実しています。
Jackery公式やAmazonの口コミでも「安心」で選ぶ方が多いようですね!
とても良いです
他社の物を使っていましたがすぐにバッテリーがダメになりましたのでJackeryさんを購入いたしました。とても信頼があるメーカーさんだと思います。使い勝手もいいです、車中泊に使用しています。
軽量で使い易い
他社製品と比べて外装樹脂部品の合わせも良く品質管理レベルの良さや持ち易いグリップ形状や収納時のクリック感などしっかりした設計ポリシーが気に入った。
統一されたデザイン
Jackery製品が人気の理由に、目立つオレンジとブラックのデザインの統一が挙げられます。
2つ重ねたのはJackery 240とJackery 400なのですが正直、全く同じでデザインですよね。


Jackery公式やAmazonでの口コミでは、やはりこの「デザイン」や「ちょうどいい感」が気に入っている方が大半を占めます!
コンパクトで使いやすい!
デザインで買いましたが、携帯の充電もしっかり出来て家族皆んなで重宝しています!
これはおすすめです。
頼り甲斐のあるズッシリとした重量感とオレンジ色のデザインが良いですね。 コレさえあれば、ポットや照明器具、ストーブなども気軽に使用出来るので、停電対策としては非常に優れています。 とても良い買い物をしたと思います。
業界最高峰のラインナップ
Jackeryは、合計「5種類」のポータブル電源を販売しており、このラインナップは業界トップレベル。
Jackeryシリーズ
このラインナップの豊富さから、
自分の生活のスタイルや用途、そして家族の人数に合わせた容量を選ぶことができるのがJackeryの強みとも言えるでしょう!

Jackery ポータブル電源 240
Jackery 240はJackeryの販売するポータブル電源の中でもっとも電池の容量が少ない「とりあえず1台ポータブル電源を持っておきたい」そんな方に気軽に購入できるモデルになります。
Jackery 240の電池の容量は「241.9Wh/87,840mAh/3.6V」なので、
超巨大なモバイルバッテリーと思っていただいて問題なしです。(以降「放電深度を10%」として計算しています。)
-
16.8回
Phone(3,000mAh)
-
3.6回
Laptop(50Wh)
-
6.6時間
扇風機(30Wh)
-
3.6時間
電気毛布(55Wh)
-
使用不可
電気ケトル(1,250W)
-
使用不可
ドライヤー(1,200W)
高い出力が必要な、「電子レンジ」や「ドライヤー」などの使用ができないモデルですので、主に「スマホ」「ノートPC」の充電、更には「電気毛布」や「扇風機」が主な使用電化製品になります。
Jackery ポータブル電源 400
Jackery 400もJackery 240と同じく、容量が小さいので、初めてポータブル電源を購入する際に240と400どっちしようかなと迷うモデルになります。
Jackery 400の電池の容量は「403Wh/145,080mAh/3.6V」と、Jackery 240の2倍近くあります。
-
28回
Phone(3,000mAh)
-
6回
Laptop(50Wh)
-
11時間
扇風機(30Wh)
-
6時間
電気毛布(55Wh)
-
使用不可
電気ケトル(1,250W)
-
使用不可
ドライヤー(1,200W)
とはいえ同じく、高い出力が必要な、「電子レンジ」や「ドライヤー」などの使用ができない機種ですので、主に「スマホ」「ノートPC」の充電、更には「電気毛布」や「扇風機」が主な使用電化製品になります。
Jackery 240とJackery 400はほぼ同じ大きさで、どちらもカンタンに持つことができるます。

Jackery 240

Jackery 400
Jackery 708(旧700)
Jackery 708は、業界でもラインナップが大手しかないほど、希少な容量帯のポータブル電源になります。
Jackery 708の電池の容量「708Wh/191,400mAh/3.6V」はJackery 400の2倍近くあり、電力の豊富さが安心感を与えます。
-
50回
Phone(3,000mAh)
-
11回
Laptop(50Wh)
-
19時間
扇風機(30Wh)
-
10時間
電気毛布(55Wh)
-
使用不可
電気ケトル(1,250W)
-
使用不可
ドライヤー(1,200W)
同じく、高い出力が必要な、「電子レンジ」や「ドライヤー」などの使用ができない機種になりますが、
持ち運び易い上に、大容量なので、やはり1台目に購入する際に、240と400と迷うモデルになります。
Jackery 1000とJackery 1500
ここから本記事の主役になる、Jackery 1000とJackery 1500のご紹介並びに比較をしていきます。
なぜこの2機種だけを比較したのか?最大の理由は「1つ」です。
Jackery 240、Jackery 400、Jackery 700
→出力が高い「電子レンジ」や「ドライヤー」を使えないポータブル電源
Jackery 1000、Jackery 1500
→「電子レンジ」や「ドライヤー」を使用することができるポータブル電源
だからです。
さらに、発売されたのは、
Jackery 1000が2020年夏、Jackery 1500が2021年3月と両方ともまだ新しいポータブル電源です。

そんな悩まれている読者様にお答えできるよう、
「徹底比較」してきましたので、前置きが長くなりましたが解説していきます!
もし個別レビュー記事を見たいという方は、こちらを参照ください。
Jackery 1000とJackey 1500の徹底比較レビュー
徹底比較レビューの流れはこちら。
レビューの流れ
- ビジュアル
- 電池性能
- 付属品
- 出力性能
- 入力性能
- 安全性
- 保証期間
- 価格

ビジュアル
まずは「ビジュアル」から。
前面は、どちらもディスプレイや入力、出力の機能が集約されているので「とても使いやすい」ポータブル電源です。
両側面は、排熱する通気口になっています。
冷たい風で内部の熱を逃し、電源の状態を安定させてくれるので安心です。


背面はどちらもとてもシンプル。
底面は、しっかりと地面に接する部分が凸になっているので、本体が汚れる心配はありません。
上面は、平らになっており、他のJackery製品と重ねて置けたり、物を上に置けるのは何かと便利なんです。
持ち手はとてつもなく大きく、かなり持ちやすいです。
500mlのペットボトルと比較してこのサイズ感。
上下に重ねてみると、大きさの差はほんの少しのように感じますね。
ただ角度を変えると少しJackery 1500の方が大きく感じます。
さらに上からも。
実際に172cmの私が持っても、このサイズ感!(撮影距離が違うので少しわかりずらくてごめんなさい)
重さはJackery 1000が「10.6kg」、Jackery 1500が「16kg」とどちらも超重量級です。



液晶ディスプレイは、
Jackery 1500が大幅にアップグレードしたので機能的で見やすいのが特徴です。
Jackeryのすべてのポータブル電源の「サイズ」「重量」をまとめましたのでご覧ください。
Jackery 製品 | 横(cm) | 縦(cm) | 高さ(cm) | 重さ(kg) |
---|---|---|---|---|
Jackery 240 | 23 | 13.3 | 16.7 | 3.2 |
Jackery 400 | 23 | 15.3 | 16.7 | 4.1 |
Jackery 708 | 30 | 19.2 | 19.1 | 6.3 |
Jackery 1000 | 33.2 | 23.3 | 24.3 | 10.6 |
Jackery 1000 Pro | 34.0 | 25.5 | 26.2 | 11.5 |
Jackery 1500 | 35.5 | 26.5 | 25.3 | 16 |
Jackery 1500 Pro | 38.4 | 26.9 | 30.7 | 17 |
Jackery 2000 Pro | 38.4 | 26.9 | 30.7 | 19.5 |
ここでビジュアルについてまとめます。
ビジュアル比較まとめ
- 大きさはJackery 1500が、1回り「大きい」
- 重さはJackery 1500が、「5kg」重い
- ディスプレイはJackery 1500の方が大きく機能的
もちろんJackery 1500の方がディスプレイも性能も容量も上なので
単純におすすめなのですが、重さ「5kg」の差は男性ならともかく、女性であれば持てなくなるほどの差があります。
たとえば、スーパーでお米10kg持ってください。そしてその上に5kgのお米足してみてください。

電池性能
ポータブル電源を選ぶ際にとても大事な要素「電池の性能」の比較をしていきます。
Jackery 1000の電池性能
電池性能
- 電気容量:1,002Wh/360,720mAh/3.6V
- 電池素材:リチウムイオン
- 充放電サイクル:800回/残存80%
- パススルー機能:あり
- 保管温度範囲:公式発表なし
- 動作温度範囲:-10°C ~ 40°C
- 充電温度範囲:0°C ~ 40°C
- 生産地:中国
Jackery 1500の電池性能をまとめてみました。(PTB152)
電池性能
- 電気容量:1,534.68Wh/552,484mAh/3.6V
- 電池素材:リチウムイオン
- 充放電サイクル:800回/残存80%
- パススルー機能:あり
- 保管温度範囲:公式発表なし
- 動作温度範囲:-10°C ~ 40°C
- 充電温度範囲:0°C ~ 40°C
- 生産地:中国
Jackery 1000の電池の容量「1,002Wh/360,720mAh/3.6V」は、電化製品をどれぐらい使用できるのかまとめました。
-
70回
Phone(3,000mAh)
-
16回
Laptop(50Wh)
-
27時間
扇風機(30Wh)
-
14時間
電気毛布(55Wh)
-
約7ℓ
電気ケトル(1,250W)
-
45分
ドライヤー(1,200W)
Jackery 1500の電池の容量「1,534.68Wh/552,484mAh/3.6V」は、電化製品をどれぐらい使用できるのかまとめました。
-
92回
Phone(3,000mAh)
-
27回
Laptop(50Wh)
-
33時間
扇風機(30Wh)
-
18時間
電気毛布(55Wh)
-
約10.5ℓ
電気ケトル(1,250W)
-
72分
ドライヤー(1,200W)
ここでもっとも大事なのは、
Jackery 1500がJackery 1000の電気容量の「1.5倍」あることです。
先ほど、重さも「1.5倍」あるとのことでしたので、重さを取るのか電気容量を取るのか迷いますよね。

電池寿命
ポータブル電源でよくみなさん気にされるのが「電池寿命」です。
現在販売されているポータブル電源の主な電池は2種類あります。
- 三元系リチウムイオンバッテリー:800回(残存80%)
- リン酸鉄リチウムイオン電池:3,500回(残存80%)

そのポイントをまとめましたのでご参考ください。
電池寿命に関して
- 2023年のポータブル電源の市場においてリン酸鉄が当たり前の状況に
- 安全面においてもリン酸鉄が近年、安定してきている傾向にある
- 家庭用蓄電池や医療用、非常用として24時間、365日使用する想定の場合は、確実にリン酸鉄を選びましょう
付属品
付属品はJackery 1000も、Jackery 1500もほぼ同じです。
どちらもすべて揃っているので別途、使用するにあたり購入するものはありません。
Jackery 1000の付属品
- AC充電ケーブル
- 車載用 充電シガーソケット
- 取扱説明書
- 保証証
- 収納ポーチ
Jackery 1500の付属品
- AC充電ケーブル
- 車載用 充電シガーソケット
- 取扱説明書
- 保証書
- 収納ポーチ
- トランスジャック(PTB151)
- Solar Saga アダプター × 2(PTB152)
現在では、一緒のデザインに統一されているかもしれませんが、収納ポーチのデザインが少し違いました。


Jackery 1500だけに専用ジャックが付属しております。(現在の最新機種PTB152には付属していません)
これはソーラーパネルと接続するときにJackery 1500だけが必要になるジャックです。
[st-kaiwa-1]無くすとソーラー充電ができなくなるのでお気をつけください!![/st-kaiwa-1]
取扱説明書は、冊子になっており豪華でわかりやすく、まさにJackeryブランドという感じです。
もし必要であれば、移動や落下の際に本体を守る、専用の保護バッグはおすすめです。
Jackery 1000とJackery 1500で、共有できないので別途購入が必要になるので注意が必要です。
出力性能
出力性能とは、
ポータブル電源コンセントを差し込んだり、USBを差し込んだりして電力を使用する際に必要なパワーのことです。
電力を出力させるための方法は以下の3つ。
入力方法
- ACコンセント出力
- USB出力
- DC出力

ACコンセント出力
AC出力とはポータブル電源に「コンセント」を差し込んだときに電化製品などに流れる電流のことです。
まずは電化製品にどのような電力が流れてくるのかJackery製品すべてを表にまとめました。
Jackery 製品 | 定格出力 | 瞬間出力 | 電圧 | 周波数 | 波形 | コンセント数 |
---|---|---|---|---|---|---|
Jackery 240 | 200W | 400W | 100V | 60Hz | 正弦波 | 1 |
Jackery 400 | 200W | 400W | 1 | |||
Jackery 708 | 500W | 1000W | 2 | |||
Jackery 1000 | 1000W | 2000W | 3 | |||
Jackery 1000 Pro | 1000W | 2000W | 50 / 60Hz | 3 | ||
Jackery 1500 | 1800W | 3600W | 3 | |||
Jackery 1500 Pro | 1800W | 3600W | 3 | |||
Jackery 2000 Pro | 2000W | 4400W | 3 |
電圧・周波数・波形に関しては、
解説するとかなり長くなるので、不明なところがあれば、クリックでご確認ください!
電圧・周波数・波形から家庭用のコンセントに差し込んだときと同じ電流が流れることがわかります。

では本題の「ドライヤー」や「電子レンジ」はどうでしょうか?
ここで大事な数値として「定格出力」を見ていきます。
Jackery 1000なら「1000W」、Jackery 1500なら「1800W」の数値です。
これは、Jackery 1000であれば1000W、Jackery 1500なら1800Wのまでの出力の電化製品を使用することができるよという数値になります。
ドライヤーは「1200W」の出力と知っている方が多いと思いますので、Jackery 1000であれば1000Wまでの電化製品しか使用できないのでドライヤーは使えないことになり、逆にJackery 1500であれば1800Wまでの電化製品を使用できるので、ドライヤーは使用可能になります。
しかしながら、すごいことにJackery 1000は、
1200Wの出力のドライヤーを使用することができちゃうんです!

そして電子レンジを使用したときに、わかったことがあります。
それは、Jackery 1000は自身の出力を超えた場合、出力が自動的に抑えられ使用できるようにしているということが。


ポイント
電子レンジの実験で、
Jackery1000では「1,100W」の消費電力に対し、Jackery1500では「1,389W」も消費していました。
これはJackery 1000のシステムによって、1,200W以下に出力が抑えられていると予想。
つまり、1,200Wを超える電化製品でも出力を制限して1,200W以下にし使用できると判断しました!
ちなみに使用したドライヤーはこちらになるのでご参考に!
電子レンジは古すぎて販売していない骨董品です(笑)
AC出力を使用した際の、「ファンの音の大きさ」も大事な要素になっているので比較してみました。
注意
キャンプのテントの中や車中泊の車の中、さらには被災地の避難所での使用を想定されるポータブル電源ですので、ファンの音がうるさいと騒音の原因になってしまいます!
Jackery 1000のファンの大きさは「65db(デシベル)」
Jackery 1500のファンが回った場合の音の大きさは「60db」と判明しました!
以上から、AC出力の比較をまとめていきます。
AC出力比較まとめ
- Jackery 1500は電化製品のほぼ全てを複数台、使用可能
- 電子レンジ、ドライヤーはどちらも使用可能
- 使用時のファンの大きさはJackery 1500の方が静か

USB出力
近年、ポータブル電源はスマホやダブレット、ノートPC、ドローンなどに充電することが重要視され、「USB出力性能」はポータブル電源を選ぶ上で、かなり重要になってきました。
ところが、表にまとめましたが個人的にはJackery製品「全体的」にUSBに力を入れてない印象です。
Jackery 製品 | USB-A | USB-A 高速 | USB-C | USB-C 高速 |
---|---|---|---|---|
Jackery 240 | 2 | - | - | - |
Jackery 400 | 2 | - | - | - |
Jackery 708 | 1 | 1 | - | 1 |
Jackery 1000 | 1 | 1 | 2 | - |
Jackery 1000 Pro | - | 2 | - | 2 |
Jackery 1500 | 1 | 1 | - | 1 |
Jackery 1500 Pro | 2 | 2 | ||
Jackery 2000 Pro | - | 2 | - | 2 |
比較したところ、
- USB-Cが2つポートが欲しい方はJackery 1000
- USB-Cポート1つだけどPD60Wの高速対応が欲しい方はJackery 1500
というところです。

とはいえ、解決策はカンタンで、
テレワークやワーケーションで使用する場合は「ハブ」を持っておくといい感じです。
私は使っているハブは「Zendure SuperhubSE 4K」で、
USB-A、USB-C×2、HDMIがひとつになっているのでかなり熱いです。

DC出力
DC出力(シガーソケット)はどうでしょうか。
DC出力まとめ
- Jackery製品すべてDC出力は同じ規格
- 12V / 10Aのシガーソケットが1口
USB-Cの出力がさらに欲しい方は、シガーソケットから出力できる「Anker PowerDrive Speed+ 2-1 PD & 1」があるといい感じです。
車のバッテリーがあがって動かなくなった時は「Jackery 12V 自動車用バッテリー充電ケーブル」を持っておくとエンジンをかけることができるので安心ですよ!

入力性能
入力性能とは、
Jackery製品を充電する際に、どれぐらいの時間で充電が完了するのかのことを言います。
電力を充電するための方法は以下の3つ。
入力方法
- ACコンセント
- シガーソケット
- 太陽光パネル

ACコンセント入力
コンセントに差し込んで充電するAC充電は、付属されている「AC充電ケーブル」を使用します。
ACアダプターを差し込むポートはこちら。
ここでJackeryシリーズすべてのAC充電時間などを表にまとめました。
Jackery 製品 | 電池容量 | 入力最大W数 | フル充電時間 | 充電方法 |
---|---|---|---|---|
Jackery 240 | 240Wh | 65W | 5.5時間 | ACアダプター |
Jackery 400 | 400Wh | 65W | 7.5時間 | |
Jackery 708 | 708Wh | 180W | 5時間 | |
Jackery 1000 | 1002Wh | 180W | 7.5時間 | |
Jackery 1000 Pro | 1002Wh | 700W | 1.8時間 | ACケーブル |
Jackery 1500 | 1534Wh | 300or600 | 7.5時間or4時間 | ACアダプター |
Jackery 1500 Pro | 1512Wh | 1300W | 2時間 | ACケーブル |
Jackery 2000 Pro | 2160Wh | 1500W | 2時間 | ACケーブル |

Jackery 1000の「158W」に対し、
Jackery 1500は「284W」で入力されているので、公式通り「7.5時間」ほどでフル充電可能です。
さらに、Jackery 1500にしかない機能、
ACアダプターを2つ同時に使用するTwin Turboシステムの充電だと「4時間」で高速充電可能なんです。
なお、私はJackery 1500のアダプターを2つ持っていないので、
1つは、「トランスジャック」を用いてJackery1000のアダプターを代用して使っています。
Jackery1000のアダプターは直接、Jackery 1500に差し込むことができないので、
トランスジャックを使用する必要があります。
ポイント
しかしながら、現在販売中のPTB152モデルであれば、
トランスジャックを使用することなく、アダプターを差し込むことができるので、素晴らしい進化です。
Twin Turboシステムにより、Jackery 1500を最速「4時間」で充電するためには、
別途「Jackery ACアダプター 300W(Jackery ポータブル電源1500「PTB152」専用)」が必要になるのでご注意ください!

シガーソケット入力
車中泊や災害時に、もっとも欲しい車で充電できる充電「シガーソケット」。
Jackery製品全てで実装しています。
シガーソケットで充電したときのJackeryシリーズの情報を表にまとめました。
Jackery 製品 | フル充電時間 | 対応車 |
---|---|---|
Jackery 240 | 6.5時間 | 12V |
Jackery 400 | 10.5時間 | |
Jackery 708 | 12時間 | |
Jackery 1000 | 14時間 | |
Jackery 1000 Pro | 14時間 | 12V / 24V |
Jackery 1500 | 15時間 | |
Jackery 1500 Pro | 15時間 | |
Jackery 2000 Pro | 24時間 |
ここでも、Jackery 1000よりもJackery 1500の方が早い充電時間を示しています。
さらにはJackery 1500のみ「24V車」にも対応していることも性能の良さを感じます。
太陽光パネル入力
ソーラー発電は、どこでも充電できることやエコの観点からも、注目を集めています。
また、電気代も削減できるためお財布にやさしく、外出先でも電力を発電することができます!
ソーラーパネルで生み出した電力を充電するのにも、最大入力値があるのでJackeryシリーズすべてを表にまとめました。
充電時間は天候によってまったく違うので記載していません。
Jackery 製品 | 最大入力W | おすすめソーラー |
---|---|---|
Jackery 240 | 65W | Jackery SolarSaga 60 |
Jackery 400 | 65W | |
Jackery 708 | 180W | Jackery SolarSaga 100 |
Jackery 1000 | 180W | |
Jackery 1000 Pro | 800W | |
Jackery 1500 | 400W | Jackery SolarSaga 200 |
Jackery 1500 Pro | 1200W | |
Jackery 2000 Pro | 1200W |
検証するため、実際にJackery SolarSaga 100を使って充電してきました!
Jackery 1500の接続には、AC充電と同様のポートを使用しトランスジャックを用いる必要があります。
PTB152モデルでは「SolarSaga アダプター」が付属されているので、使用しましょう!
Jackery SolarSaga 100からのケーブルを差し込むだけ。
充電される数値に関しては、同じなので比較していません。
ただ、ソーラーパネルを並列で使用する際に、
各ポータブル電源で違いがありますので注意が必要です。
ソーラーパネルの並列について
Jackery 1000
Jackery SolarSagaを2枚「並列」で接続する場合は、別途専用の「二股ケーブル」が必要になります。
Jackery 1500(PTB151)
Jackery SolarSagaを2枚「並列」で接続する場合は、別途専用の「二股ケーブル」が必要になります。
Jackery 1500(PTB152の場合)
Jackery SolarSagaを2枚を接続する場合、別途購入の必要がなく2枚を同時に充電可能になります。
Jackery 1000でJackery SolarSagaを2枚並列で使用する際に必要な二股ケーブルはこちら。
Jackery 1500(PTB151)でJackery SolarSagaを2枚並列で使用する際に必要な二股ケーブルはこちら。
Jackery 1500の場合
最新ソーラーパネルの「Jackery SolarSaga 200」でも2枚並列可能なので、驚くほどの充電量を叩き出すことができます!
それぞれ、ポータブル電源とソーラーパネルがセットで安く販売されているものもあるので、こちらもおすすめです。
安全性
安全認証マーク
ポータブル電源を選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!
Jackery製品は、すべての製品で、
各国の認証と、日本での認証「PSEマーク」を取得しているので、しっかりと基準を満たした安全なポータブル電源と言えます。

BMS(バッテリーマネージメントシステム)
ポータブル電源には、バッテリー管理システム(BMS)という安全装置が備わっています。
過充電や過放電保護、温度管理等、内部バッテリーが安全に動作するよう監視及び管理を行うためのシステムも購入時にしっかりと確認しましょう!
ポイント
Jackery製品は安全性が高いことで有名ですので、安心してお使いいただくことが可能です。
最近では、災害時のためにポータブル電源を常備しておく方が増えてきました。
長期保管する場合は、安全の観点から「6ヶ月に1回の点検」「80%

保証期間
製品は、販売されているほとんどが「24ヶ月保証」です。
Jackery製品はすべての製品において、業界最高峰の保証期間を誇っています。
保証期間
- 公式HP:24ヶ月
- amazon:24ヶ月
- 楽天:24ヶ月
- yahooショッピング:24ヶ月
- 家電量販店:量販店による

価格
皆さんはポータブル電源を「安さ」で決めていませんか?
それは1番ダメな選び方です。
ポータブル電源は、キャンプやアウトドアだけでなく、防災グッズとしても需要があります。
そんな、「いざという時のため」に使うものが安物だと、使いたいときに動かないなんてもこともあり得ます。
Jackery製品は、見た目良し、性能良し、そして何よりも安全でサポートが安心なのでおすすめです!
Jackery製品の価格を「1Wh」いくらかどうか、まとめました。
Jackery 製品 | Wh | 税込価格(¥) | ¥ / Wh |
---|---|---|---|
Jackery 240 | 241.9 | 21,800 | 90.1 |
Jackery 400 | 403 | 49,300 | 122.3 |
Jackery 708 | 708 | 84,500 | 119.3 |
Jackery 1000 | 1002 | 139,800 | 139.5 |
Jackery 1000 Pro | 1002 | 149,800 | 149.5 |
Jackery 1500 | 1534 | 179,800 | 117.2 |
Jackery 1500 Pro | 1512 | 199,800 | 132.1 |
Jackery 2000 Pro | 2160 | 285,000 | 131.9 |
そう、価格に関しても、Jackery 1500がJackery 1000よりも安くなっているのです。

Jackery 1000とJackery 1500を徹底比較 まとめ
とても長い記事になりましたが、いかがでしたでしょうか?
最後に、Jackery 1000とJackery 1500の比較をまとめていきます。
比較項目 | Jackery 1000 | Jackery 1500 |
---|---|---|
ビジュアル | ![]() |
![]() |
サイズ | 巨大 | 超巨大 |
重量 | 10Kg | 16Kg |
ディスプレイ | 小さく簡素 | 大きく機能的 |
電気容量 | 1002Wh | 1534Wh |
ドライヤー | ○ | ○ |
電子レンジ | ○ | ○ |
コンセント数 | 3 | 3 |
USB-A | 2 | 2 |
USB-C | 2 | 1 |
AC充電時間 | 7.5時間 | 7.5時間or4時間 |
価格 | 139,800円(税込) | 179,800円(税込) |
価格 / Wh | 139.5円 | 117.2円 |
この比較からJackery 1000を買うべき方、Jackery 1500を買うべき方をお伝えしていきます。
Jackery 1000を買うべき方
まとめ
- 重さが10Kg以上のポータブル電源を持てない方
- Jackery 1000は2年前の製品なのでセールが多く、それを狙っている方
- セールの時は10万円前後になるので、それだと手が出る方
- アウトドア用品としてポータブル電源をお探しの方

Jackery 1500を買うべき方
まとめ
- Jackery最強のモデルが欲しい方
- 16Kgでもなんとか持ち運べる方
- 最速4時間で充電を行いたい方
- Jackery 1000を既にお持ちの方
- ソーラーで最大400W充電を行いたい方
- アウトドア用品としてポータブル電源をお探しの方
- 防災グッズとしてポータブル電源をお探しの方
- 節電グッズとしてポータブル電源をお探しの方
この先、日本はどこで地震などによる停電が起こってもおかしくありません。
また高騰する燃料費や電気代・・・

Jackeryすべてのモデルを持っている私だからこそ言えるのですが、Amazonで数あるポータブル電源の中で、性能は確かにみんな似ているのですが、大事なのは故障時のサポートと、いざというときに動かない可能性を減らすことが大事です。

-
-
【Jackery ポータブル電源 240】実機レビュー!「気軽に1台持っておける」コスパさが最高なのでおすすめ(キャンプ・車中泊・防災・節電)
続きを見る
-
-
【Jackery ポータブル電源 400】実機レビュー!初めてでも安心かつ安価なのでおすすめ(キャンプ・車中泊・防災・節電)
続きを見る
-
-
【Jackery ポータブル電源 700】実機レビュー!リニューアルされたJackery 708と比較解説(キャンプ・車中泊・防災・節電)
続きを見る
-
-
【Jackery ポータブル電源 1000】実機レビュー!2022年も正直、買いなのか?ぶっちゃけます(キャンプ・車中泊・防災・節電)
続きを見る
-
-
【Jackery ポータブル電源 1500】実機レビュー!高出力・大容量で割安なのでおすすめ(キャンプ・車中泊・防災・節電)
続きを見る
-
-
【Jackery ポータブル電源 1500 vs 2000 Pro 】どちらを買えばいいの?「絶対迷わない」比較実機レビューをお届け!(キャンプ・車中泊・防災・節電)
続きを見る
-
-
【Jackery ポータブル電源 240と400と708の選び方】絶対迷わない比較レビューで徹底解説!(キャンプ・車中泊・防災・節電)
続きを見る
-
-
Jackery(ジャクリ)全6機種を徹底比較!容量・サイズ・口コミ・レビュー・使い方すべて解説(キャンプ・車中泊・防災・節電)
続きを見る
-
-
【Jackery SolarSaga 100】実機レビュー!Jackery ポータブル電源を持っているなら絶対持っておくべきソーラーパネル(キャンプ・車中泊・防災・節電)
続きを見る
レビューしている「ブランド別」「容量別」のすべてのポータブル電源一覧