


本記事では、そんな悩みを持つ皆様のための記事になっております。
本記事でわかること
- Jackeryとは?
- Jackery 700とは?
- Jackery 700の全てがわかるレビュー
- Jackery 700とJackery 708の違い
- Jackery 708を購入すべき方
こんにちは。
未来のための暮らし方を発信しているYaiYuです。
これまで30種類以上のポータブル電源を使ってきましたが、
持ち運びが便利で、日常でも使用する機会が多くあるのが1,000W以下の容量のポータブル電源。
そんな中、業界トップレベルの性能のポータブル電源を販売している「Jackery」の
「Jackery ポータブル電源 708」(以降Jackery 708)が、2021年に新しくなり性能が上がったのでおすすめです。
さっそく、ポータブル電源マニアのYaiYuが、
初心者の方でもわかりやすくJackery 708(レビューは700で行います)をレビューしていきます。
目次
Jackery ポータブル電源 708 とは?
ポータブル電源の最先端企業「Jackery」とは?
Jackeryとは2012年米国シリコンバレーで誕生したポータブル電源の最先端ブランドです。
Jackeryの語源は「Jacket」と「Battery」を組み合わせたもので、
「まるで身に着けるように、バッテリーを簡単に使えるようにしたい」という思いが由来となっています。

環境保全を通して社会貢献を行う基本理念のもと、
「冒険に、限りないパワーを」をスローガンに掲げ「いつでも、どこでも、誰とでも」自由に安心な充電できる製品を生み出しているそんなJackery。
現在は合計「8種類」のポータブル電源を販売しており業界トップレベルのバリエーションと販売台数を誇ります。
Jackeryシリーズ
さらに、ソーラーパネルも「4種類」ラインナップ。
Jackery ポータブル電源 708 のここがおすすめ!
私も含め、すでに世界中でファンが多いJackeryのポータブル電源。
なぜそんなに人気なのか?ポイントを2点、紹介していきます。
おすすめポイント
- Jackeryだからこその安心と安全
- 統一されたデザイン
Jackeryだからこその安心と安全
ポータブル電源は精密機械です。
購入する際には、安全なのか?安心できるサポートなのか?が重要になってきます。
正直、amazonで販売しているポータブル電源のほとんどは、日本の法人もなく、サポートも充実していないところがほとんどなので、いざサポートして欲しいときに、もう倒産&閉業してなくなっているということが多々あります。

ポータブル電源でもっとも日本で実績があり、販売数もNo.1のブランドJackery。
日本の法人も東京にありサポートも充実しています。
Jackery公式やAmazonの口コミでも「安心」で選ぶ方が多いようですね!
とても良いです
他社の物を使っていましたがすぐにバッテリーがダメになりましたのでJackeryさんを購入いたしました。とても信頼があるメーカーさんだと思います。使い勝手もいいです、車中泊に使用しています。
知り合いからの紹介
知り合いに聞いて、こちらのメーカーを勧められたので、購入しました。充電時間もちょうど良く、電池も減らなく、シンプルに使いやすく、本当に良かった。ちなみに知り合いは3台持ってました。
希少な容量のポータブル電源
Jackery 708は容量が「708Wh/191,400mAh」と、実はこの容量帯のポータブル電源は業界で商品数がかなり少ないのです。
これ以上、大きなサイズになると、女性が一人で持つのが辛い重さになったり、

左:700(6.3kg / 30*19.3*19.1cm) 右:1000(10.6kg / 33.2*23.3*24.3cm)
1つ小さい容量のJackery 400だと出力面や容量で物足りない傾向にあります。

左:400(4.1kg / 23*15.3*16.7cm) 右:700(6.3kg / 30*19.3*19.1cm)
つまりJackery 708は、容量が結構あるにも関わらず「最低限の機能」があり、
容量から考えると相対的に小さく・軽いので、「初めて購入するポータブル電源」におすすめなんです!!

Jackery ポータブル電源 700 レビュー(Jackery 708と比較)
ここからポータブル電源Jackery 700をレビューしていきます。
初心者の方でもわかりやすく下記の順番で解説していきます。
レビューの流れはこちら。
レビューの流れ
- ビジュアル
- 電池性能
- 付属品
- 出力性能
- 入力性能
- 安全性
- 保証期間
- 価格
ビジュアル
まずは「ビジュアル」から。
前面は、大きさが「高さ19.1cm × 横幅30.0cm」とコンパクト(Jackery 708は高さが「19.0cm」に変更)。
前面にディスプレイや入力、出力の機能が集約されているのは「とても使いやすい」ポータブル電源の特徴です!
「縦幅15.3cm」の両側面は、排熱する通気口になっています。(Jackery 708は幅が「19.1cm」に変更)。
冷たい風で内部の熱を逃し電源の状態を安定させてくれ、安心です。


背面ははとてもシンプル。
底面は、しっかりと地面に接する部分が凸になっているので、本体が汚れる心配はありません。
上面は、平らになっており、他のJackeryの製品と重ねて置けたり、物を上に置けるのは何かと便利なんです。
持ち手がとても大きく持ちやすいので、6.3kgの重量だと軽々持てちゃう感じです
Jackery 708は「6.8kg」になったので若干、重くなりました!
ディスプレイは、「INPUT」と「OUTPUT」の表記が別れているのがいい感じです
身長172cmの私が持った時の大きさですが、かなり小さくてかわいいですよね。


大きさはほぼ変わらないものの、全面はよりキリッとしたデザインになりましたね。
ディスプレイは、黒い余白が狭くなっておりますので、若干大きくなったようです!

電池性能
ポータブル電源を選ぶ際にとても大事な要素「電池の性能」。
Jackery 708の電池性能をまとめてみました。
電池性能
- 電気容量:708Wh/191,400mAh/3.6V
- 電池素材:リチウムイオン
- 充放電サイクル:800回/残存80%
- パススルー機能:あり
- 保管温度範囲:公式発表なし
- 動作温度範囲:-10°C ~ 40°C
- 充電温度範囲:0°C ~ 40°C
- 生産地:中国
Jackery 708の電池の容量「708Wh/191,400mAh/3.6V」は、電化製品をどれぐらい使用できるのかまとめました。
なお「放電深度を10%」として計算しています。
-
50回
Phone(3,000mAh)
-
11回
Laptop(50Wh)
-
19時間
扇風機(30Wh)
-
10時間
電気毛布(55Wh)
-
使用不可
電気ケトル(1,250W)
-
使用不可
ドライヤー(1,200W)

電池寿命
ポータブル電源でよくみなさん気にされるのが「電池寿命」です。
現在販売されているポータブル電源の主な電池は2種類あります。
- 三元系リチウムイオンバッテリー:800回(残存80%)
- リン酸鉄リチウムイオン電池:3,500回(残存80%)

そのポイントをまとめましたのでご参考ください。
電池寿命に関して
- 2023年のポータブル電源の市場においてリン酸鉄が当たり前の状況に
- 安全面においてもリン酸鉄が近年、安定してきている傾向にある
- 家庭用蓄電池や医療用、非常用として24時間、365日使用する想定の場合は、確実にリン酸鉄を選びましょう
付属品
Jackery 708の付属品は、
すべて始めから揃っており別途購入することなく使用開始できます。
付属品
- AC充電ケーブル
- 車載用 充電シガーソケット
- 取扱説明書
- 保証書
- 収納ポーチ
AC充電ケーブルなどを入れておける付属の「収納ポーチ」がしぶくて、いい感じですよ!
専用の「Jackery ポータブル電源 収納バッグ P7」も持っておくことで、
外出時の際の落下などの衝撃からJackery 708を守ることができるので、持っておくことをお勧めします!
出力性能
出力性能とは、
Jackery 708にコンセントを差し込んだり、USBを差し込んだりして電力を使用する際に必要なパワーのことです。
電力を出力させるための方法は以下の3つ。
入力方法
- ACコンセント出力
- USB出力
- DC出力

ACコンセント出力
AC出力とはJackery 708に「コンセント」を差し込んだときに電化製品などに流れる電流のことです。
AC出力性能
- 電圧:100V
- 周波数: 50/60Hz
- 波形:完全正弦波
- 定格出力:500W
- 最大瞬間出力:1000W
- コンセント口数:2口
電圧・周波数・波形に関しては、
解説するとかなり長くなるので、不明なところがあれば、クリックでご確認ください!
電圧・周波数・波形から家庭用のコンセントに差し込んだときと同じ電流が流れることがわかります。

定格出力500Wとは、500Wまでの出力の電化製品が使えることを表します。
しかしながら実際に使用してみると、「600W」を超える出力の電化製品を使用することができました。
ポイント
定格500Wと公式では記載がありますが、600Wを超える出力でも使用できることが確認できました。
これにより、小型の炊飯器、小型の電気ケトルは定格500W~600Wのものがあるので使用可能です!上記のドライヤーは弱だと動かせていますよ!
使用したドライヤーはこちら!

テーブルの上に置くことで、Macbook Air(M1)も充電できテレワークやワーケーションなどにお使いいただけますよ!!
さて、最近ではポータブル電源は「ファンの音の大きさ」も大事な要素になっているので調べてみました!
注意
キャンプのテントの中や車中泊の車の中、さらには被災地の避難所での使用を想定されるポータブル電源ですので、ファンの音がうるさいと騒音の原因になってしまいます!
Jackery 708のファンが回った場合の音の大きさは「58.8db(デシベル)」と判明しました!
ポイント
Jackery 700は主にスマホやPCの充電、さらには小型の扇風機や電気毛布を使用するためのものになります。
高出力の電化製品を使用できないので、ファンが回ることはたまにしかありません。
USB出力
近年、ポータブル電源はスマホやダブレット、ノートPC、ドローンなどに充電することが重要視され、「USB出力性能」はポータブル電源を選ぶ上で、かなり重要になってきました。
ただ、Jackery 700は「USB-Aが3口」と、今では主流となりつつある「USB-C」が一つもない状態でした。
しかし、Jackery 708は大きく進化しているので安心してください。
USB出力
- USB-A(5V/2.4A):1口
- USB-A(QC3.0):1口
- USB-C(PD60W):1口

DC出力
Jackery 708にDCケーブルを差し込んで電化製品を使用する場合のパワーを見ていきましょう。
シガーソケット出力
- シガーソケット(12V/10A):1口
- DCポート(12V/7A):2口→Jackery 708:0口
DCポートについては近年需要が減っており、
「Jackery 1000」「Jackery 1500」ともに実装されていないので、やはりDCポートはなくなりましたね!!

USB-Cの出力がさらに欲しい方は、シガーソケットから出力できる「Anker PowerDrive Speed+ 2-1 PD & 1」があるといい感じです。
車のバッテリーがあがって動かなくなった時は「Jackery 12V 自動車用バッテリー充電ケーブル」を持っておくとエンジンをかけることができるので安心ですよ!

入力性能
入力性能とは、
Jackery 708を充電する際に、どれぐらいの時間で充電が完了するのかのことを言います。
電力を充電するための方法は以下の3つ。
入力方法
- ACコンセント
- シガーソケット
- 太陽光パネル

ACコンセント入力
Jackery 708をコンセントに差し込んで充電するAC充電は、付属されている「AC充電ケーブル」を使用します。
接続は簡単でJackery 708の「INPUT」と書かれたポートにAC充電を差し込むだけです。
そして、Jackery 700からJackery 708にリニューアルされた性能の中で、1番私がいいなと思ったのが充電速度の向上です。
充電速度が2倍近く速くなり、3.5時間も短縮されました!!

シガーソケット入力
車中泊や災害時に、もっとも欲しい車で充電できる充電「シガーソケット」。
Jackery 708はもちろん実装しています。
シガーソケット入力
- 対応車:12V
- 充電完了時間:約12時間
キャンプや車中泊だけでなく、
災害時などの緊急の場合でも、走行充電は非常に役に立つ充電方法の一つですね!

太陽光パネル入力
ソーラー発電は、どこでも充電できることやエコの観点からも、注目を集めています。
また、電気代も削減できるためお財布にやさしく、外出先でも電力を発電することができます!
太陽光の入力性能
- 入力最大値:120W
検証するため、実際にJackery SolarSaga 100を使ってJackery 700を充電してきました!
接続はAC充電と同様のポートを使用します。
Jackery SolarSaga 100からのケーブルを差し込むだけ。
4月の終わり頃のよく晴れた早朝で「72W」ほど充電してくれました!(見えないですが・・・)

充電の際はソーラーパネルの陰に入れておくと、ポータブル電源の温度が上がりすぎないので必ず行いましょう!
Jackery 708とJackery SolarSaga 100がセットになっているのは、安くなっているのでおすすめですよ。
安全性
安全認証マーク
ポータブル電源を選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!
Jackery 708は各国の認証と、日本での認証「PSEマーク」を取得しているので、しっかりと基準を満たした安全なポータブル電源と言えます。

BMS(バッテリーマネージメントシステム)
ポータブル電源には、バッテリー管理システム(BMS)という安全装置が備わっています。
過充電や過放電保護、温度管理等、内部バッテリーが安全に動作するよう監視及び管理を行うためのシステムも購入時にしっかりと確認しましょう!
ポイント
Jackery製品は安全性が高いことで有名ですので、安心してお使いいただくことが可能です。
最近では、災害時のためにポータブル電源を常備しておく方が増えてきました。
長期保管する場合は、安全の観点から「6ヶ月に1回の点検」「80%

保証期間
製品は、販売されているほとんどが「24ヶ月保証」です。
Jackery 708の保証期間を販売されているマーケット別にご紹介します。
保証期間
- 公式HP:24ヶ月
- amazon:24ヶ月
- 楽天:24ヶ月
- yahooショッピング:24ヶ月
- 家電量販店:量販店による

価格
皆さんはポータブル電源を「安さ」で決めていませんか?
それは1番ダメな選び方です。
ポータブル電源は、キャンプやアウトドアだけでなく、防災グッズとしても需要があります。
そんな、「いざという時のため」に使うものが安物だと、使いたいときに動かないなんてもこともあり得ます。
Jackery 708は、リニューアルされたばかりだから高いんじゃないのと思うかもしれませんが、全くそうではありません。
むしろ、Jackery製品の中でも安い方です。
Jackery 製品 | Wh | 税込価格(¥) | ¥ / Wh |
---|---|---|---|
Jackery 240 | 241.9 | 21,800 | 90.1 |
Jackery 400 | 403 | 49,300 | 122.3 |
Jackery 708 | 708 | 84,500 | 119.3 |
Jackery 1000 | 1002 | 139,800 | 139.5 |
Jackery 1000 Pro | 1002 | 149,800 | 149.5 |
Jackery 1500 | 1534 | 179,800 | 117.2 |
Jackery 1500 Pro | 1512 | 199,800 | 132.1 |
Jackery 2000 Pro | 2160 | 285,000 | 131.9 |
見た目良し、性能良し、安全で安心なのに、価格は安い。

Jackery ポータブル電源 700 レビュー(Jackery 708と比較)まとめ
如何でしたでしょうか?
最後にJackery 708がキャンプや車中泊などのアウトドア用に適しているのか?防災グッズや節電グッズに適しているか?
などなどをまとめていきます。
キャンプや車中泊などのアウトドア用にご購入をお考えの方へのポイント
まとめ
- コンパクトで軽いのでアウトドアにおすすめ
- 主にLEDランタン、スマホの充電などに使用
- ドライヤーやケトルも低出力であれば使用可能
- Jackery 240、400をお持ちでないなら1台目におすすめ
- Jackery 240、400を持っているのであれば、Jackery 1000や1500の方がいい
- ファンの騒音がないので、テント内でも車内でも使いやすい
防災グッズや節電グッズに、購入をお考えの方へのポイント
まとめ
- いざという時に持ち運びが便利
- 主にLEDランタン、スマホの充電などに使用
- 停電時に冷蔵庫に使用した場合、数時間で電気がなくなる
- 停電時にテレビに使用した場合、数時間で電気がなくなる
- 防災グッズや節電グッズとして購入をお考えの方はJackery 1000か1500がおすすめ
2021年に刷新され新しくなったばかりなので、
かなりおすすめできるポータブル電源の1つになりますよ!!
この先、日本はどこで地震などによる停電が起こってもおかしくありません。
また高騰する燃料費や電気代・・・

Jackeryすべてのモデルを持っている私だからこそ言えるのですが、Amazonで数あるポータブル電源の中で、性能は確かにみんな似ているのですが、大事なのは故障時のサポートと、いざというときに動かない可能性を減らすことが大事です。

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