

本記事では、そんな悩みを持つ皆様のための記事になっております。
本記事でわかること
- Jackeryとは?
- Jackery製品の徹底比較レビュー
- Jackery 240を購入すべき方
- Jackery 400を購入すべき方
- Jackery 708を購入すべき方
- Jackery 1000を購入すべき方
- Jackery 1500を購入すべき方
- Jackery 2000 Proを購入すべき方
こんにちは。
未来のための暮らし方を発信しているYaiYuです。
私はポータブル電源を「20台以上」所持し、
Jackeryのポータブル電源を新発売の2000Proを除くすべて手に触れ使用してきました。
そんなポータブル電源マニアが送るJackery製品の全ての徹底比較は、
読者の皆様が最後まで読み終えた時には、「どれを買おうか決まっている」そんな内容になっている自信があります!

目次
Jackery(ジャクリ)ポータブル電源とは?
ポータブル電源の最先端企業「Jackery」とは?
Jackeryとは2012年米国シリコンバレーで誕生したポータブル電源の最先端ブランドです。
Jackeryの語源は「Jacket」と「Battery」を組み合わせたもので、
「まるで身に着けるように、バッテリーを簡単に使えるようにしたい」という思いが由来となっています。

環境保全を通して社会貢献を行う基本理念のもと、
「冒険に、限りないパワーを」をスローガンに掲げ「いつでも、どこでも、誰とでも」自由に安心な充電できる製品を生み出しているそんなJackery。
Jackeryのここがおすすめ!
私も含め、すでに世界中でファンが多いJackeryのポータブル電源。
なぜそんなに人気なのか?ポイントを3点、紹介していきます。
おすすめポイント
- Jackeryだからこその安心と安全
- 統一されたデザイン
- 業界最高峰のラインナップ
Jackeryだからこその安心と安全
ポータブル電源は精密機械です。
購入する際には、安全なのか?安心できるサポートなのか?が重要になってきます。
正直、amazonで販売しているポータブル電源のほとんどは、日本の法人もなく、サポートも充実していないところがほとんどなので、いざサポートして欲しいときに、もう倒産&閉業してなくなっているということが多々あります。

ポータブル電源でもっとも日本で実績があり、販売数もNo.1のブランドJackery。
日本の法人も東京にありサポートも充実しています。
Jackery公式やAmazonの口コミでも「安心」で選ぶ方が多いようですね!
とても良いです
他社の物を使っていましたがすぐにバッテリーがダメになりましたのでJackeryさんを購入いたしました。とても信頼があるメーカーさんだと思います。使い勝手もいいです、車中泊に使用しています。
軽量で使い易い
他社製品と比べて外装樹脂部品の合わせも良く品質管理レベルの良さや持ち易いグリップ形状や収納時のクリック感などしっかりした設計ポリシーが気に入った。
統一されたデザイン
Jackery製品が人気の理由に、目立つオレンジとブラックのデザインの統一が挙げられます。
2つ重ねたのはJackery 240とJackery 400なのですが正直、全く同じでデザインですよね。


Jackery公式やAmazonでの口コミでは、やはりこの「デザイン」や「ちょうどいい感」が気に入っている方が大半を占めます!
コンパクトで使いやすい!
デザインで買いましたが、携帯の充電もしっかり出来て家族皆んなで重宝しています!
これはおすすめです。
頼り甲斐のあるズッシリとした重量感とオレンジ色のデザインが良いですね。 コレさえあれば、ポットや照明器具、ストーブなども気軽に使用出来るので、停電対策としては非常に優れています。 とても良い買い物をしたと思います。
業界最高峰のラインナップ
Jackeryは、合計「6種類」のポータブル電源を販売しており、このラインナップは業界トップレベル。
このラインナップの豊富さから、
自分の生活のスタイルや用途、そして家族の人数に合わせた容量を選ぶことができるのがJackeryの強みとも言えるでしょう!
Jackery(ジャクリ)全機種の徹底比較レビュー
前置きが長くなってしまいましたが、
ここからJackery製品の全機種の徹底比較レビューしていきます。
レビューの流れは、初心者の方でもわかるように進めていきます。
レビューの流れ
- ビジュアル
- 電池性能
- 付属品
- 出力性能
- 入力性能
- 安全性
- 保証期間
- 価格
ビジュアル
まずは「ビジュアル」から。
すべての製品で、ディスプレイや入力、出力の機能が前面に集約されているので「とても使いやすい」ポータブル電源です。
1番小さいJackery 240と最大のJackery 1500を並べても、ポート数やデザインに若干の違いはあるものの、色合いや雰囲気は同じですよね。

Jackery 240

Jackery 1500
両側面は、排熱する通気口になっています。
冷たい風で内部の熱を逃し、電源の状態を安定させてくれるので安心です。

Jackery 240

Jackery 1500
背面はすべて同じデザインでとてもシンプル。
底面もすべて同じデザインになっており、
しっかりと地面に接する部分が凸になっているので、本体が汚れる心配はありません。
上面は、平らになっており、他のJackery製品と重ねて置けたり、物を上に置けるのは何かと便利なんです。
重ねておくことで、キャンプ場で目立つこと間違いなしです!
持ち手はとてつもなく大きく、
どの機種でもかなり持ちやすいのが人気の秘訣でもあります。

Jackery 400

Jackery 1500
重さはJackery 240が「3.2kg」、
Jackery 1500が「16kg」と機種によって重さがぜんぜん違うので注意が必要です!!



Jackery 1500は、2021年に販売開始し、「液晶ディスプレイが2倍」ほど大きくなりみやすくなりました。
2022年に販売開始されたJackery 2000は、さらにディスプレイが刷新し、見やすく、機能的に進化しています。
Jackeryのすべてのポータブル電源の「サイズ」「重量」をまとめましたのでご覧ください。
Jackery 製品 | 横(cm) | 縦(cm) | 高さ(cm) | 重さ(kg) |
---|---|---|---|---|
Jackery 240 | 23 | 13.3 | 16.7 | 3.2 |
Jackery 400 | 23 | 15.3 | 16.7 | 4.1 |
Jackery 708 | 30 | 19.2 | 19.1 | 6.3 |
Jackery 1000 | 33.2 | 23.3 | 24.3 | 10.6 |
Jackery 1000 Pro | 34.0 | 25.5 | 26.2 | 11.5 |
Jackery 1500 | 35.5 | 26.5 | 25.3 | 16 |
Jackery 1500 Pro | 38.4 | 26.9 | 30.7 | 17 |
Jackery 2000 Pro | 38.4 | 26.9 | 30.7 | 19.5 |
ここでビジュアルについてまとめます。
ビジュアル比較まとめ
- すべての機種でデザインは大きく変わらないのがJackeryの特徴
- 液晶ディスプレイは1500と2000が見やすく機能的
- 持ち手は業界最大サイズで、かなり持ちやすい印象
- 重さは3.2kg~19.5kgと大きく変わるので持てる重さのものを選ぶ必要がある
Jackery全機種の中で、どれを購入するか迷う上で、大事な要素として「重さ」があります。
例えばJackery 1000とJackery 1500であれば、重さ「5kg」の差があります。
この差は、男性ならともかく、女性であれば持てなくなるほどの差があるんですよね。
たとえば、スーパーでお米10kg持って、その上に5kgのお米載せたらどうでしょう・・

電池性能
ポータブル電源を選ぶ際にとても大事な要素「電池の性能」の比較をしていきます。
Jackery製品はすべて同じ電池が使用されてます。
製品によって、この電池が搭載されている数が変わることで、さまざまな容量のポータブル電源が販売されていることになります。
電池性能
- 電池素材:リチウムイオン
- 充放電サイクル:800回/残存80%
- パススルー機能:あり
- 保管温度範囲:公式発表なし
- 動作温度範囲:-10°C ~ 40°C
- 充電温度範囲:0°C ~ 40°C
- 生産地:中国

Jackery ポータブル電源 240
Jackery 240はJackeryの販売するポータブル電源の中で
もっとも電池の容量が少ない「とりあえず1台ポータブル電源を持っておきたい」そんな方に気軽に購入できるモデルになります。
Jackery 240の電池の容量は「241.9Wh/87,840mAh/3.6V」なので、
超巨大なモバイルバッテリーと思っていただいて問題なしです。(以降「放電深度を10%」として計算しています。)
-
16.8回
Phone(3,000mAh)
-
3.6回
Laptop(50Wh)
-
6.6時間
扇風機(30Wh)
-
3.6時間
電気毛布(55Wh)
-
使用不可
電気ケトル(1,250W)
-
使用不可
ドライヤー(1,200W)
高い出力が必要な、「電子レンジ」や「ドライヤー」などの使用ができないモデルですので、主に「スマホ」「ノートPC」の充電、更には「電気毛布」や「扇風機」が主な使用電化製品になります。
Jackery ポータブル電源 400
Jackery 400もJackery 240と同じく、容量が小さいので、初めてポータブル電源を購入する際に240と400どっちしようかなと迷うモデルになります。
Jackery 400の電池の容量は「403Wh/145,080mAh/3.6V」と、Jackery 240の2倍近くあります。
-
28回
Phone(3,000mAh)
-
6回
Laptop(50Wh)
-
11時間
扇風機(30Wh)
-
6時間
電気毛布(55Wh)
-
使用不可
電気ケトル(1,250W)
-
使用不可
ドライヤー(1,200W)
とはいえ同じく、高い出力が必要な、「電子レンジ」や「ドライヤー」などの使用ができない機種ですので、主に「スマホ」「ノートPC」の充電、更には「電気毛布」や「扇風機」が主な使用電化製品になります。
Jackery 240とJackery 400はほぼ同じ大きさで、どちらもカンタンに持つことができるます。

Jackery 240

Jackery 400
Jackery 708(旧700)
Jackery 708は、業界でもラインナップが大手しかないほど、希少な容量帯のポータブル電源になります。
Jackery 708の電池の容量「708Wh/191,400mAh/3.6V」はJackery 400の2倍近くあり、電力の豊富さが安心感を与えます。
-
50回
Phone(3,000mAh)
-
11回
Laptop(50Wh)
-
19時間
扇風機(30Wh)
-
10時間
電気毛布(55Wh)
-
使用不可
電気ケトル(1,250W)
-
使用不可
ドライヤー(1,200W)
同じく、高い出力が必要な、「電子レンジ」や「ドライヤー」などの使用ができない機種になりますが、
持ち運び易い上に、大容量なので、やはり1台目に購入する際にJackery 240とJackery 400と迷うモデルになります。
購入希望の方は、この3製品を徹底比較している記事がありますので合わせてご覧ください。
>>【Jackery ポータブル電源 240と400と708の選び方】絶対迷わない比較レビューで徹底解説!(キャンプ・車中泊・防災グッズ・節約グッズ)
Jackery ポータブル電源 1000
Jackery 1000は、2020年に販売されたJackery初めての大容量かつ高出力ポータブル電源です。
Jackery 1000の電池の容量が「1,002Wh/360,720mAh/3.6V」で、1,000Whを超える容量になります。
この容量は、ポータブル電源を2台目、3台目に購入される方にもっとも人気があります。
-
70回
Phone(3,000mAh)
-
16回
Laptop(50Wh)
-
27時間
扇風機(30Wh)
-
14時間
電気毛布(55Wh)
-
約7ℓ
電気ケトル(1,250W)
-
45分
ドライヤー(1,200W)
Jackery ポータブル電源 1500
Jackery 1500は、2021年に販売されたばかりのポータブル電源です。
Jackery 1500の電池の容量は「1,534.68Wh/552,484mAh/3.6V」と、Jackery 1000の「1.5倍」にもなります。
-
92回
Phone(3,000mAh)
-
27回
Laptop(50Wh)
-
33時間
扇風機(30Wh)
-
18時間
電気毛布(55Wh)
-
約10.5ℓ
電気ケトル(1,250W)
-
72分
ドライヤー(1,200W)
Jackery 1000とJackery 1500は購入する際に、どちらを購入するのか「1番」迷う製品となります。
購入希望の方は、この2製品を徹底比較している記事がありますので合わせてご覧ください。
>>【Jackery ポータブル電源 1000vs1500】どちらを買えばいいの?「絶対迷わない」比較レビューをお届け!(キャンプ・車中泊・防災グッズ・節約グッズ)
Jackery ポータブル電源 2000 Pro
Jackery 2000は、2022年に販売されたばかりのJackery史上、最強のポータブル電源です。
Jackery 2000の電池の容量は「2160Wh/600,000mAh/3.6V」と、2000Whを超える超大型のポータブル電源です。
-
130回
Phone(3,000mAh)
-
38回
Laptop(50Wh)
-
46時間
扇風機(30Wh)
-
77時間
電気毛布(55Wh)
-
約14ℓ
電気ケトル(1,250W)
-
101分
ドライヤー(1,200W)

ポイント
上記の6製品は、大きく分けて2種類になるので、購入の際は考慮ください。
Jackery 240、Jackery 400、Jackery 700
→出力が高い「電子レンジ」や「ドライヤー」を使えないポータブル電源
Jackery 1000、Jackery 1500、Jackery 2000 Pro
→「電子レンジ」や「ドライヤー」を使用することができるポータブル電源
電池寿命
ポータブル電源でよくみなさん気にされるのが「電池寿命」です。
現在販売されているポータブル電源の主な電池は2種類あります。
- 三元系リチウムイオンバッテリー:800回(残存80%)
- リン酸鉄リチウムイオン電池:3,500回(残存80%)

そのポイントをまとめましたのでご参考ください。
電池寿命に関して
- 2023年のポータブル電源の市場においてリン酸鉄が当たり前の状況に
- 安全面においてもリン酸鉄が近年、安定してきている傾向にある
- 家庭用蓄電池や医療用、非常用として24時間、365日使用する想定の場合は、確実にリン酸鉄を選びましょう
付属品
付属品は、
Jackery製品すべてで、揃っており、使い始める際には別途購入の必要なく使用可能です。
Jackery製品の付属品
- AC充電ケーブル
- 車載用 充電シガーソケット
- 取扱説明書
- 保証証
- 収納ポーチ
Jackery 1500のみ付属品は追加されます。
Jackery 1500の付属品
- AC充電ケーブル
- 車載用 充電シガーソケット
- 取扱説明書
- 保証書
- 収納ポーチ
- トランスジャック(PTB151)
- Solar Saga アダプター × 2(PTB152)
AC充電ケーブルなどを入れおける「収納ポーチ」が、渋くてイカしてます。(Jackery 2000は付属していません)
Jackery 1500だけに専用ジャックが付属しております。(現在の最新機種PTB152には付属していません)
これは「ソーラーパネル」と接続するときにJackery 1500だけが必要になるジャックです。
[st-kaiwa-1]無くすとソーラー充電ができなくなるのでお気をつけください!![/st-kaiwa-1]
取扱説明書は、冊子になっており豪華でわかりやすく、まさにJackeryブランドという感じです。
もし必要であれば、移動や落下の際に本体を守る、専用の保護バッグはおすすめです。
出力性能
次に出力性能を見ていきましょう。
ポータブル電源コンセントを差し込んだり、USBを差し込んだりして電力を使用する際に必要なパワーのことです。
電力を出力させるための方法は以下の3つ。
入力方法
- ACコンセント出力
- USB出力
- DC出力

ACコンセント出力
AC出力とはポータブル電源に「コンセント」を差し込んだときに電化製品などに流れる電流のことです。
まずは電化製品にどのような電力が流れてくるのかJackery製品すべてを表にまとめました。
Jackery 製品 | 定格出力 | 瞬間出力 | 電圧 | 周波数 | 波形 | コンセント数 |
---|---|---|---|---|---|---|
Jackery 240 | 200W | 400W | 100V | 60Hz | 正弦波 | 1 |
Jackery 400 | 200W | 400W | 1 | |||
Jackery 708 | 500W | 1000W | 2 | |||
Jackery 1000 | 1000W | 2000W | 3 | |||
Jackery 1000 Pro | 1000W | 2000W | 50 / 60Hz | 3 | ||
Jackery 1500 | 1800W | 3600W | 3 | |||
Jackery 1500 Pro | 1800W | 3600W | 3 | |||
Jackery 2000 Pro | 2000W | 4400W | 3 |
電圧・周波数・波形に関しては、
解説するとかなり長くなるので、不明なところがあれば、クリックでご確認ください!
電圧・周波数・波形から家庭用のコンセントに差し込んだときと同じ電流が流れることがわかります。

ここで大事な数値として「定格出力」を見ていきます。
Jackery 240なら「200W」、Jackery 1500なら「1800W」の数値です。
これは、Jackery 240であれば200W、Jackery 1500なら1800Wのまでの出力の電化製品を使用することができるよという数値になります。
ドライヤーは「1200W」の出力と知っている方が多いと思いますので、Jackery 240であればドライヤーは使えないことになり、逆にJackery 1500であれば1800Wまでの電化製品を使用できるので、ドライヤーは使用可能になります。
すごいことにJackery 1000は、
1200Wの出力のドライヤーを使用することができちゃうんです!

Jackery 1000

Jackery 1500

電子レンジを使用したときにわかったことがあり、
Jackery 1000は自身の出力を超えた場合、出力が自動的に抑えられ使用できるようにしていました。

Jackery 1000

Jackery 1500
ポイント
電子レンジの実験で、
Jackery1000では「1,100W」の消費電力に対し、Jackery1500では「1,389W」も消費していました。
これはJackery 1000のシステムによって、1,200W以下に出力が抑えられていると予想。
つまり、1,200Wを超える電化製品でも出力を制限して1,200W以下にし使用できると判断しました!
ちなみに使用したドライヤーはこちらになるのでご参考に!
電子レンジは古すぎて販売していない骨董品です(笑)
ドライヤーなど使用できないJackery 240、Jackery 400、Jackery 708の用途は主に、
「スマホ」「タブレット」『ノートPC」の充電、さらに緊急時には「LEDランタン」や「扇風機」「電気毛布」が挙げられます。
コンパクトなので、テレワークやワーケーション、そして避難所のお供としてどこでも持ち運べるのも便利です!
AC出力を使用した際の、「ファンの音の大きさ」も大事な要素になっているので比較してみました。
注意
キャンプのテントの中や車中泊の車の中、さらには被災地の避難所での使用を想定されるポータブル電源ですので、ファンの音がうるさいと騒音の原因になってしまいます!
ファンの音の大きさは、すべてのJackery製品で検証してきましたのでまとめました。
Jackery 製品 | ファンの音の大きさ | 詳細 |
---|---|---|
Jackery 240 | 37.3db | 使用時にほぼファンは回らないので静か |
Jackery 400 | 37.1db | 使用時にほぼファンは回らないので静か |
Jackery 708 | 58.8db | 高出力家電を使用時ファンが回るが静か |
Jackery 1000 | 65.3db | 高出力家電を使用時ファンが回りやや音が気になる |
Jackery 1000 Pro | 54db | 高出力家電使用時も充電時もファンが回るがかなり静か |
Jackery 1500 | 60.7db | 高出力家電を使用時ファンが回るが静か |
Jackery 1500 Pro | 53db | 高出力家電使用時も充電時もファンが回るがかなり静か |
Jackery 2000 Pro | 53db | 高出力家電使用時も充電時もファンが回るがかなり静か |
以上から、AC出力の比較をまとめていきます。
AC出力比較まとめ
- Jackery 240、400、708は主に低出力な電化製品を使用
- Jackery 1000、1500、2000は主に高出力の電化製品を使用
- ファンは業界の中でも静かなレベル
USB出力
近年、ポータブル電源はスマホやダブレット、ノートPC、ドローンなどに充電することが重要視され、「USB出力性能」はポータブル電源を選ぶ上で、かなり重要になってきました。
ところが、表にまとめましたが個人的にはJackery製品はUSBに力を入れてない印象です。
唯一、最新作のJackery 2000のみUSB出力が、かなり優秀です。
Jackery 製品 | USB-A | USB-A 高速 | USB-C | USB-C 高速 |
---|---|---|---|---|
Jackery 240 | 2 | - | - | - |
Jackery 400 | 2 | - | - | - |
Jackery 708 | 1 | 1 | - | 1 |
Jackery 1000 | 1 | 1 | 2 | - |
Jackery 1000 Pro | - | 2 | - | 2 |
Jackery 1500 | 1 | 1 | - | 1 |
Jackery 1500 Pro | 2 | 2 | ||
Jackery 2000 Pro | - | 2 | - | 2 |
とはいえ、解決策はカンタンで、
テレワークやワーケーションで使用する場合は「ハブ」を持っておくといい感じです。
私は使っているハブは「Zendure SuperhubSE 4K」で、
USB-A、USB-C×2、HDMIがひとつになっているのでかなり熱いです。

DC出力
DC出力(シガーソケット)はどうでしょうか。
DC出力まとめ
- Jackery製品すべてDC出力は同じ規格
- 12V / 10Aのシガーソケットが1口
USB-Cの出力がさらに欲しい方は、シガーソケットから出力できる「Anker PowerDrive Speed+ 2-1 PD & 1」があるといい感じです。
車のバッテリーがあがって動かなくなった時は「Jackery 12V 自動車用バッテリー充電ケーブル」を持っておくとエンジンをかけることができるので安心ですよ!

入力性能
入力性能とは、
Jackery製品を充電する際に、どれぐらいの時間で充電が完了するのかのことを言います。
電力を充電するための方法は以下の3つ。
入力方法
- ACコンセント
- シガーソケット
- 太陽光パネル

ACコンセント入力
コンセントに差し込んで充電するAC充電は、付属されている「AC充電ケーブル」を使用します。

Jackery 240

Jackery 1500
ACアダプターをポートに差し込めば自動で充電が開始されます。

Jackery 240

Jackery 1500
Jackery 2000のみ、アダプターでの充電ではなく、「ケーブル」で充電可能になりました。
あの大きくて重く、さらに熱くなるアダプターの非採用により充電時間も大幅に短縮され、進化しています。
ここでJackeryシリーズすべてのAC充電時間などを表にまとめました。
Jackery 製品 | 電池容量 | 入力最大W数 | フル充電時間 | 充電方法 |
---|---|---|---|---|
Jackery 240 | 240Wh | 65W | 5.5時間 | ACアダプター |
Jackery 400 | 400Wh | 65W | 7.5時間 | |
Jackery 708 | 708Wh | 180W | 5時間 | |
Jackery 1000 | 1002Wh | 180W | 7.5時間 | |
Jackery 1000 Pro | 1002Wh | 700W | 1.8時間 | ACケーブル |
Jackery 1500 | 1534Wh | 300or600 | 7.5時間or4時間 | ACアダプター |
Jackery 1500 Pro | 1512Wh | 1300W | 2時間 | ACケーブル |
Jackery 2000 Pro | 2160Wh | 1500W | 2時間 | ACケーブル |
AC充電まとめ
- Jackery 240と400の充電速度は同じ
- Jackery 708と1000の充電速度は同じ
- Jackery 1500はTwin Turboシステムで4時間フル充電
- Jackery 2000のみケーブル充電になり、異次元の2時間フル充電

シガーソケット入力
車中泊や災害時に、もっとも欲しい車で充電できる充電「シガーソケット」。
Jackery製品、全てで実装されています。
シガーソケットで充電したときのJackeryシリーズの情報を表にまとめました。
Jackery 製品 | フル充電時間 | 対応車 |
---|---|---|
Jackery 240 | 6.5時間 | 12V |
Jackery 400 | 10.5時間 | |
Jackery 708 | 12時間 | |
Jackery 1000 | 14時間 | |
Jackery 1000 Pro | 14時間 | 12V / 24V |
Jackery 1500 | 15時間 | |
Jackery 1500 Pro | 15時間 | |
Jackery 2000 Pro | 24時間 |
シガーソケット充電まとめ
- Jackery 240、400、708、1000は「12V車」のみ
- Jackery 1500、2000は「24V車」も対応
太陽光パネル入力
ソーラー発電は、どこでも充電できることやエコの観点からも、注目を集めています。
また、電気代も削減できるためお財布にやさしく、外出先でも電力を発電することができます!
ソーラーパネルで生み出した電力を充電するのにも、最大入力値があるのでJackeryシリーズすべてを表にまとめました。
充電時間は天候によってまったく違うので記載していません。
Jackery 製品 | 最大入力W | おすすめソーラー |
---|---|---|
Jackery 240 | 65W | Jackery SolarSaga 60 |
Jackery 400 | 65W | |
Jackery 708 | 180W | Jackery SolarSaga 100 |
Jackery 1000 | 180W | |
Jackery 1000 Pro | 800W | |
Jackery 1500 | 400W | Jackery SolarSaga 200 |
Jackery 1500 Pro | 1200W | |
Jackery 2000 Pro | 1200W |
検証するため、実際にJackery SolarSaga 100を使って充電してきました!
Jackery 1500の接続には、AC充電と同様のポートを使用しトランスジャックを用いる必要があります。
PTB152モデルでは「SolarSaga アダプター」が付属されているので、使用しましょう!
Jackery SolarSaga 100からのケーブルを差し込むだけ。
充電される数値に関しては、同じなので比較していません。
ただ、ソーラーパネルを並列で使用する際に、
各ポータブル電源で違いがありますので注意が必要です。
ソーラーパネルの並列について
Jackery 1000
Jackery SolarSagaを2枚「並列」で接続する場合は、別途専用の「二股ケーブル」が必要になります。
Jackery 1500(PTB151)
Jackery SolarSagaを2枚「並列」で接続する場合は、別途専用の「二股ケーブル」が必要になります。
Jackery 1500(PTB152の場合)
Jackery SolarSagaを2枚を接続する場合、別途購入の必要がなく2枚を同時に充電可能になります。
Jackery 1000でJackery SolarSagaを2枚並列で使用する際に必要な二股ケーブルはこちら。
Jackery 1500(PTB151)でJackery SolarSagaを2枚並列で使用する際に必要な二股ケーブルはこちら。
Jackery 1500の場合
最新ソーラーパネルの「Jackery SolarSaga 200」でも2枚並列可能なので、驚くほどの充電量を叩き出すことができます!
安全性
安全認証マーク
ポータブル電源を選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!
Jackery製品は、すべての製品で、
各国の認証と、日本での認証「PSEマーク」を取得しているので、しっかりと基準を満たした安全なポータブル電源と言えます。
ただ、Jackery 2000のみ、アダプター非採用のため、PSEマークの取得は必要ありません。

BMS(バッテリーマネージメントシステム)
ポータブル電源には、バッテリー管理システム(BMS)という安全装置が備わっています。
過充電や過放電保護、温度管理等、内部バッテリーが安全に動作するよう監視及び管理を行うためのシステムも購入時にしっかりと確認しましょう!
ポイント
Jackery製品は安全性が高いことで有名ですので、安心してお使いいただくことが可能です。
最近では、災害時のためにポータブル電源を常備しておく方が増えてきました。
長期保管する場合は、安全の観点から「6ヶ月に1回の点検」「80%

保証期間
製品は、販売されているほとんどが「24ヶ月保証」です。
Jackery製品はすべての製品において、業界最高峰の保証期間を誇っています。
保証期間
- 公式HP:24ヶ月
- amazon:24ヶ月
- 楽天:24ヶ月
- yahooショッピング:24ヶ月
- 家電量販店:量販店による

価格
皆さんはポータブル電源を「安さ」で決めていませんか?
それは1番ダメな選び方です。
ポータブル電源は、キャンプやアウトドアだけでなく、防災グッズとしても需要があります。
そんな、「いざという時のため」に使うものが安物だと、使いたいときに動かないなんてもこともあり得ます。
Jackery製品は、見た目良し、性能良し、そして何よりも安全でサポートが安心なのでおすすめです!
Jackery製品の価格を「1Wh」いくらかどうか、まとめました。
Jackery 製品 | Wh | 税込価格(¥) | ¥ / Wh |
---|---|---|---|
Jackery 240 | 241.9 | 21,800 | 90.1 |
Jackery 400 | 403 | 49,300 | 122.3 |
Jackery 708 | 708 | 84,500 | 119.3 |
Jackery 1000 | 1002 | 139,800 | 139.5 |
Jackery 1000 Pro | 1002 | 149,800 | 149.5 |
Jackery 1500 | 1534 | 179,800 | 117.2 |
Jackery 1500 Pro | 1512 | 199,800 | 132.1 |
Jackery 2000 Pro | 2160 | 285,000 | 131.9 |
Jackery 価格まとめ
- 1Whの価格最安値はJackery 240
- 性能面を考慮した場合のコスパ最高はJackery 2000
- とりあえず1台欲しい方はJackery 240、400、708を選ぼう
- 高性能なものが欲しい場合はJackery 2000一択
- 2台目はJackery 1000、1500、2000から選ぼう
Jackery(ジャクリ)全機種を徹底比較 まとめ
とても長い記事になりましたが、いかがでしたでしょうか?
最後に、Jackery製品すべての比較をまとめていきます。
比較項目 | Jackery 240 | Jackery 400 | Jackery 708 | Jackery 1000 | Jackery 1000 Pro | Jackery 1500 | Jackery 1500 Pro | Jackery 2000 Pro |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ビジュアル | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
サイズ | コンパクト | コンパクト | コンパクト | 巨大 | 巨大 | 超巨大 | 超巨大 | 超巨大 |
重量 | 3.2Kg | 4.1Kg | 6.3 | 10Kg | 10kg | 16Kg | 17kg | 19.5kg |
ディスプレイ | 小さく簡素 | 小さく簡素 | やや大きい | 小さく簡素 | やや大きい | 大きく機能的 | 大きく機能的 | 大きく機能的 |
電気容量 | 240Wh | 400Wh | 708Wh | 1002Wh | 1002Wh | 1534Wh | 1512Wh | 2160Wh |
ドライヤー | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
電子レンジ | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
コンセント数 | 1 | 1 | 2 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 |
USB-A | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 |
USB-C | 0 | 0 | 1 | 2 | 2 | 1 | 2 | 2 |
AC充電時間 | 5.5時間 | 7.5時間 | 5時間 | 7.5時間 | 1.8時間 | 7.5時間or4時間 | 2時間 | 2時間 |
価格(税込) | 21,800円 | 49,300円 | 84,500円 | 139,800円 | 149,800円 | 179,800円 | 199,800円 | 285,000円 |
価格 / Wh | 90.1円 | 122.3円 | 119.3円 | 139.5円 | 149.5円 | 117.2円 | 132.1円 | 131.9円 |
この比較から、読者の皆様がどの製品を買うべきなのか?
ご提案させていただきます!
Jackery 240を買うべき方
まとめ
- 初めてポータブル電源を購入される方(最適)
- 安いポータブル電源をお探しの方(最適)
- とりあえず何でもいいので1つ持っておきたい方(最適)
- 売れているポータブル電源をお探しの方
- よくセールしているポータブル電源をお探しの方
Jackery 400を買うべき方
まとめ
- 初めてポータブル電源を購入される方
- 安いポータブル電源をお探しの方
- とりあえず何でもいいので1つ持っておきたい方
- 売れているポータブル電源をお探しの方
- よくセールしているポータブル電源をお探しの方
- 240と迷っている方は、安くなっている方を選ぼう(性能差はほぼない)
Jackery 708を買うべき方
まとめ
- 初めてポータブル電源を購入される方
- 持ち運びが楽だけどある程度、容量が欲しい方(最適)
- USB-Cポートが必須の方
Jackery 1000を買うべき方
まとめ
- 重さが10Kg以上のポータブル電源を持てない方
- Jackery 1000は2年前の製品のでセールが多く、それを狙っている方
- セールの時は10万円前後になるので、それだと手が出る方
- アウトドア用品としてポータブル電源をお探しの方(最適)

Jackery 1500を買うべき方
まとめ
- 16Kgでもなんとか持ち運べる方
- 最速4時間で充電を行いたい方
- Jackery 1000を既にお持ちの方
- ソーラーで最大400W充電を行いたい方
- アウトドア用品としてポータブル電源をお探しの方
- 防災グッズとしてポータブル電源をお探しの方

Jackery 2000 Proを買うべき方
まとめ
- Jackery最強のモデルが欲しい方
- 19.5Kgでもなんとか持ち運べる方
- 最速2時間で充電を行いたい方
- ソーラーで最大1200W充電を行いたい方
- アウトドア用品としてポータブル電源をお探しの方
- 防災グッズとしてポータブル電源をお探しの方(最適)
- 節電グッズとしてポータブル電源をお探しの方(最適)
この先、日本はどこで地震などによる停電が起こってもおかしくありません。
また高騰する燃料費や電気代・・・

Jackeryすべてのモデルを持っている私だからこそ言えるのですが、Amazonで数あるポータブル電源の中で、性能は確かにみんな似ているのですが、大事なのは故障時のサポートと、いざというときに動かない可能性を減らすことが大事です。

-
-
【Jackery ポータブル電源 240】実機レビュー!「気軽に1台持っておける」コスパさが最高なのでおすすめ(キャンプ・車中泊・防災・節電)
続きを見る
-
-
【Jackery ポータブル電源 400】実機レビュー!初めてでも安心かつ安価なのでおすすめ(キャンプ・車中泊・防災・節電)
続きを見る
-
-
【Jackery ポータブル電源 700】実機レビュー!リニューアルされたJackery 708と比較解説(キャンプ・車中泊・防災・節電)
続きを見る
-
-
【Jackery ポータブル電源 1000】実機レビュー!2022年も正直、買いなのか?ぶっちゃけます(キャンプ・車中泊・防災・節電)
続きを見る
-
-
【Jackery ポータブル電源 1500】実機レビュー!高出力・大容量で割安なのでおすすめ(キャンプ・車中泊・防災・節電)
続きを見る
-
-
【Jackery ポータブル電源 1500 vs 2000 Pro 】どちらを買えばいいの?「絶対迷わない」比較実機レビューをお届け!(キャンプ・車中泊・防災・節電)
続きを見る
-
-
【Jackery ポータブル電源 240と400と708の選び方】絶対迷わない比較レビューで徹底解説!(キャンプ・車中泊・防災・節電)
続きを見る
-
-
【Jackery ポータブル電源 1000vs1500】どちらを買えばいいの?「絶対迷わない」比較実機レビューをお届け!(キャンプ・車中泊・防災・節電)
続きを見る
-
-
【Jackery SolarSaga 100】実機レビュー!Jackery ポータブル電源を持っているなら絶対持っておくべきソーラーパネル(キャンプ・車中泊・防災・節電)
続きを見る
レビューしている「ブランド別」「容量別」のすべてのポータブル電源一覧