

本記事では、そんな疑問や悩みを解決するための記事になっております。
本記事でわかること
- 容量500Whまでの大容量ポータブル電源の選び方
- 2023年おすすめの容量500Whまでのポータブル電源
こんにちは。
未来のための暮らし方を発信しているYaiYuです。
これまで30種類以上のポータブル電源を使ってきましたが、持ち運びが便利で、日常でも使用する機会が多くあるのが500Whまでの容量のポータブル電源。
しかし、amazonを探してもたくさん販売されていて、どれがいいのかわかりませんよね?
正直、ポータブル電源は初心者の方だと選ぶのは難しい上に、安いものを買って失敗するケースが多くあります。
私は、ポータブル電源をこれまで数十台、実機レビューしてきました。また、ポータブル電源ブランドのアンバサダーでもあります。
その知識をフルに活かして、2023年版の「容量500Whまで」のおすすめ大容量ポータブル電源ランキングをお届けしていきます。

目次
500Wh以下のポータブル電源の選び方
世の中には、多種多様なポータブル電源が多く販売されています。
中でも、容量が500Wh以下の小型のポータブル電源は価格が安くどこの会社でも製造できるため、もっとも多くの種類が出回っています。
だからこそ、ランキングを発表する前に、初めて購入される方でも、失敗しない購入方法を簡単に解説していきます。
大手ブランドから選ぶ
ポータブル電源にも車でいう「TOYOTA」や「HONDA」のように大手ブランドが存在しています。
その最大手ブランドを5つピックアップしました。
この5社のポータブル電源を購入すれば、間違いないと断言できます。
Jackery(ジャクリ)
Jackeryとは2012年米国シリコンバレーで誕生したポータブル電源の最先端ブランドです。
Jackeryの語源は「Jacket」と「Battery」を組み合わせたもので、
「まるで身に着けるように、バッテリーを簡単に使えるようにしたい」という思いが由来となっています。

環境保全を通して社会貢献を行う基本理念のもと、「冒険に、限りないパワーを」をスローガンに掲げ「いつでも、どこでも、誰とでも」自由に安心な充電できる製品を生み出しているのがJackeryです。
EcoFlow(エコフロー)
EcoFlowは、2017年に設立された世界で最も高性能なポータブル電源を製造、開発している企業です。
応援購入サイトMakuakeでは、2019年にEcoFlow EFDELTAが「2億8,000万」も支援され注目を浴びました。
2020年には、
当時のMakuake日本最高応援購入金額を達成したEcoFlow RIVER シリーズは「5億900万」。
さらに2021年、
EcoFlow DELTA Proが「3億7,600万」と、名実ともに日本最高峰のポータブル電源企業に成長してきました。
BLUETII(ブルーティー)
「BLUETII」は、2009年に深圳でスタートした「パワーオーク」というグループ会社の主力ブランドです。
品質やサービスの向上のため、日本法人「BLUETTI JAPAN株式会社」を2021年に立ち上げています。
4ブランドの中ではもっとも製品ラインナップが多く、主に1,000Whを超えるような大容量のポータブル電源を販売しています。
PowerArQ(パワーアーク)
「PowerArQ」は、2012年に開始した「加島商事株式会社」という日本法人のブランドになります。
デザインは丸みを帯びており、女子に人気のポータブル電源になります。
Anker(アンカー)
「Anker」は、米国・日本・欧州を中心とした世界100ヶ国以上で展開するハードウェアメーカーです。
アンカー・ジャパン株式会社という日本法人もあり、安心しておすすめできるブランドになっています。
Ankerと聞くと、モバイル電源が有名なのでは?と思う方が多いでしょう。
しかし、ポータブル電源も主力とはいかないまでも、素晴らしい製品を数多く販売しています。
なぜ大手ブランドから選ぶのか?
この5ブランド以外にもたくさんのポータブル電源が販売されています。
ではなぜ大手ブランドを選ぶと失敗しないのか?
3つの項目を順に解説していきます。
項目
- ポータブル電源が主力商品
- 安心・安全
- ラインナップが豊富
ポータブル電源が主力商品
この5つのブランドを選んだ理由の一つとして、ポータブル電源を主力商品として販売していることです。(Ankerのみ主力はモバイル電源)
主力商品なので、
- 開発に力を入れている
- 性能が素晴らしいにも関わらず他社よりも安価
- 安心と安全に力を入れている
いろいろな商品を開発すればするほど、1つ1つが中途半端な性能になります。
Ankerを除く4ブランドは、ポータブル電源の他に、製品をほとんど販売せず力を入れているので、性能が良いだけでなく、安く購入できるのです。
安心・安全
ポータブル電源は精密機械です。
「安全なのか?」「購入後のサポートは充実しているのか?」がとても大事になってきます。
正直、amazonで販売しているポータブル電源は、日本の法人もなく、サポートも充実していないところがほとんどです。
そしていざサポートして欲しいときに、もう倒産&閉業してなくなっているということが多々あります。

この5つのブランドは、日本法人をしっかり構えた信頼できるブランドです。
電源の安全性を大事にし、日本語での電話やメール対応が可能になっているので購入後も安心できるのです。

ラインナップが豊富
ポータブル電源を主力商品として扱っているということは、容量別に製品のラインナップが豊富です。
例えば、EcoFlowを例にとってみるとEFDELTAから始まった「DELTA シリーズ」が「6製品」。
EcoFlow RIVER シリーズ
そして、「RIVER シリーズ」の「5製品」と業界でも最高レベルのラインナップを誇っています。(2023年に刷新され3製品になる予定)
EcoFlow ソーラーパネル
さらに、ソーラーパネルも、小さなものから大きなものまで、充実しています。

さらに、
- 500Wh以下
- 500〜1,000Wh
- 1000〜2000Wh
- 2000Wh〜
と、様々な容量のポータブル電源を幅広く揃えており、「キャンプ」「車中泊」だけでなく、「防災グッズ」「節電グッズ」など、いろいろな用途に応じたポータブル電源を販売しています。
用途と寿命から選ぶ
ポータブル電源の主な用途は以下の4種類になります。
主な用途
- キャンプ
- 車中泊
- 防災グッズ
- 節電グッズ
500Whのポータブル電源は、1,000Wh以上の容量があるポータブル電源とは、できることが変わってきます。
4つの用途によっては、選ばれないケースも出てきます。
しっかりと解説していくので、読者様の使用目的によっては、他の容量のポータブル電源を選びましょう。
キャンプや車中泊などのアウトドア
500Wh以下のポータブル電源は、キャンプや車中泊などのアウトドアにとても適しています。
その理由に
- コンパクトなので持ち運びやすい
- 24時間稼働している冷蔵庫などを使用しない
- 高出力の電化製品を使用するケースが少ない
ことが挙げられます。
ランキング発表の際に詳しく解説していきますが、用途から考えると、アウトドアにポータブル電源をお探しの方は500Wh以下のポータブル電源はおすすめです!
防災グッズ
500Whまでの大容量ポータブル電源は、防災グッズとして容量は足りません。
その理由に
- 冷蔵庫の電力の確保は、1日で1000Whほど必要
- 家の照明の確保は複数にわたるので相当な電力量
- 非常食のためのお湯を沸かすには相当の出力と電力
ことが挙げられます。
防災グッズとして、ポータブル電源はなくてはならない存在です。
最低でも1000Whが1台あれば、なんとかなりますので、防災グッズとしてお考えの方は他の容量帯を選びましょう!
節電グッズ
節電グッズとしてポータブル電源を使用するとは、自宅にソーラーパネルを設置し、自然エネルギーで充電することで、家庭の電気代を節約する目的で使用することです。

もしくは夜間の安い電力をポータブル電源に充電しておき、
昼間の電力をポータブル電源から使用することで、電気代を抑えることも可能です。
500Whまでの大容量ポータブル電源は、節電グッズとしては容量が足りないでしょう。
理由に、家庭の電力は、家族が4人いる想定では、1日に5000Wh〜10000Wh消費します。
例え夜間の間に、500Whほど充電したところで、焼け石に水です。
ちなみに私は、2台で合計5600Whほどのポータブル電源を電気代節約のために使用しています。

電池寿命
ポータブル電源でよくみなさん気にされるのが「電池寿命」です。
現在販売されているポータブル電源の主な電池は2種類あります。
- 三元系リチウムイオンバッテリー:800回(残存80%)
- リン酸鉄リチウムイオン電池:3,500回(残存80%)

そのポイントをまとめましたのでご参考ください。
電池寿命に関して
- 2023年のポータブル電源の市場においてリン酸鉄が当たり前の状況に
- 安全面においてもリン酸鉄が近年、安定してきている傾向にある
- 家庭用蓄電池や医療用、非常用として24時間、365日使用する想定の場合は、確実にリン酸鉄を選びましょう
もしこの段階でほかの容量のポータブル電源をご希望の方は、各容量帯でランキング記事も用意しておりますのでご覧ください!!
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プロが選ぶ「500~1000Wh」の大容量おすすめポータブル電源ランキング2022年版(キャンプ・車中泊・防災・節電)
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プロが選ぶ「1000~2000Wh」の大容量おすすめポータブル電源ランキング2022年版(キャンプ・車中泊・防災・節電)
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プロが選ぶ「2000Wh以上」大容量ポータブル電源ランキング2023年版(キャンプ・車中泊・防災・節電)
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【2023年版】電気容量「500Wh」までのおすすめポータブル電源ランキング
前置きが長くなりましたが、ここからランキングを発表していきます。
ランキングを決めるために、比較したポイントは以下になります。
ポイント
- デザイン面はどうなのか?
- 電気容量はどれぐらいか?
- 電池の寿命はどれぐらいなのか?
- 出力はどれぐらいか?
- 価格は適正なのか?
- キャンプに適しているのか?
- 車中泊に適しているのか?
- 安全なのか?
- 保証はしっかりしているのか
保証や安全性は、上記の大手5ブランドは、すべて満足するレベルを満たしているのでポイントから省きました。
さらに、防災グッズ、節電グッズとしては、500Wh以下のポータブル電源は適していないので、同じく外しています。
No.5 「PowerArQ2」
No.5は、2020年に販売されたPowerArQシリーズから、「PowerArQ2」がラインナップ。

PowerArQ2の電池の容量は「500Wh/180,000mAh/3.6V」です。
電化製品をどれぐらい使用できるのかまとめました。なお「放電深度を10%」として計算しています。
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34回
Phone(3,000mAh)
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8.1回
Laptop(50Wh)
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13.5時間
扇風機(30Wh)
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7.3時間
電気毛布(55Wh)
-
使用不可
電気ケトル(1,250W)
-
使用不可
ドライヤー(1,200W)
おすすめポイント
おすすめポイント
- さまざまな色から選べる
- ワイヤレス充電機能搭載
さまざまな色から選べる
PowerArQ2は、ポータブル電源では珍しい「6種類」の色の中から選んで購入できます。

ワイヤレス充電機能搭載
スマホを上に置くだけで充電できる、ワイヤレス充電が実装されています。

残念ポイント
残念ポイント
- 定格出力が300Wと低い
- 充電時間が6〜7時間とかなり長い
定格出力が300W
定格出力とは、その数値以上の電化製品は使用できない数値になります。
PowerArQ2の定格出力は300Wで、低出力のケトルなども使用できず、スマホの充電、電気毛布や小型の扇風機を使用するのがメインとなってきます。
充電時間が6〜7時間とかなり長い
PowerArQ2のもっとも残念なところが、フル充電まで「6〜7時間」要することです。
2023年の性能の良いポータブル電源は、1〜2時間以内でフル充電するものも販売されているので、3倍以上の時間を要するのは遅いのは間違いありません。
キャンプや車中泊などのアウトドアにはどうなのか?
アウトドア用にどうなのか?
- 丸みを帯びたデザインでアウトドア先でも目立つ
- LEDライトで夜も安心
- 6.2kgと少し重いが、500Whの容量はランク内トップ
- フル充電まで時間がかかるので出かける際は注意
- 出力が300Wなので出力の高い製品は使用不可
PowerArQ2 のまとめ
選べる色の豊富さや、丸みを帯びたデザインは、アウトドア女子にはたまらないPowerArQ2。
ワイヤレス充電も、まだまだ珍しいです。
しかしながら、フル充電まで時間がかかることや、300Wの定格出力という、良いとは言えない性能にも関わらず、定価が「69,800円(税込)」と割高です。

No.4 「Anker 521 Portable Power Station」
No.4は、Ankerから「Anker 521 Portable Power Station」がラインナップ。
Anker 521 Portable Power Stationの電池の容量は「256Wh/80,000mAh/3.6V」です。
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14回
Phone(3,000mAh)
-
4.1回
Laptop(50Wh)
-
6.9時間
扇風機(30Wh)
-
3.7時間
電気毛布(55Wh)
-
使用不可
電気ケトル(1,250W)
-
使用不可
ドライヤー(1,200W)
おすすめポイント
おすすめポイント
- 電池寿命が長い
電池寿命が長い
Anker 521 Portable Power Stationの最大の特徴は電池寿命が長いこと。

残念ポイント
残念ポイント
- 可もなく不可もない
可もなく不可もない
Ankerのポータブル全般、特出していい性能もなく、悪いところもないポータブル電源になっています。
充電速度は、「0%から80%までわずか1.5時間」と早くも遅くもない。
AC出力は200Wで残念ですが、しっかりとUSB-Cを採用しているので、帳消しな感じです。

キャンプや車中泊などのアウトドアにはどうなのか?
アウトドア用にどうなのか?
- 3.7kgと軽くコンパクト
- LEDライトで夜も安心
- 充電時間は0%から80%までわずか1.5時間と割と早い
- 出力が200Wなので、出力の高い製品は使用不可
Anker 521 Portable Power Station のまとめ
Anker 521 Portable Power Stationは、王道中の王道です。
寿命の長いものをお探しで、Ankerが好きな方が選ぶポータブル電源だと言えるでしょう!
なお、Ankerは、この容量帯に他に2モデルのポータブル電源を販売しています。
個人的には、Anker 521 Portable Power Stationがコスパ最高だと思っていますが、参考までに紹介させていただきます。
No.3 「Jackery ポータブル電源 240」
No.3は、業界最大手ブランドJackeryから「Jackery 240」がラインナップ。
Jackery 240の電池の容量は「241.9Wh/87,840mAh/3.6V」です。
-
16.8回
Phone(3,000mAh)
-
3.6回
Laptop(50Wh)
-
6.6時間
扇風機(30Wh)
-
3.6時間
電気毛布(55Wh)
-
使用不可
電気ケトル(1,250W)
-
使用不可
ドライヤー(1,200W)
おすすめポイント
おすすめポイント
- デザインの統一
- 古い製品なのでかなり安い
デザインの統一
Jackery製品が人気の理由に、目立つオレンジとブラックのデザインの統一が挙げられます。
2つ重ねた下の方はJackery 400なのですが正直、全く同じでデザインですよね。
キャンプ場などで、遠くからでも「あっJackeryのポータブル電源、あの人も使ってる!」ってすぐわかるのが嬉しくて人気ってのもあるんですよね!

古い製品なのでかなり安い
Jackery 240は、性能だけで見ると、ランキング最下位です。
さらにランキング外の製品も性能だけで見ると負けているでしょう。
しかしながら、業界最大手の安心と安全は、大きいです。
そして、サポート面からは考えられないお値段「21,800円(税込)」。

残念ポイント
残念ポイント
- 何一つとして良い性能がない
何一つとして、特出した性能がない
ぶっちゃけていきますがJackery 240の性能面はどれをとっても3流品です。
性能をまとめましたが、何1つとしていい性能がありません。
- 定格出力200W
- コンセント数「1口」
- USB-C 未実装
- フル充電まで「4〜5時間」
- アプリ未対応
昔から変わらない性能の良さもありますが、性能面を重視している方は、避けた方がいいと言えるポータブル電源になります。
キャンプや車中泊などのアウトドアにはどうなのか?
アウトドア用にどうなのか?
- 黒とオレンジのデザインでアウトドア先でも目立つ
- Jackeryユーザーが多いので親近感
- LEDライトで夜も安心
- 3.2kgとかなり軽量
- フル充電まで時間がかかるので、出かける際は注意
- 出力が200Wなので、出力の高い製品は使用不可
Jackery ポータブル電源 240 まとめ
Jackeryは業界最大手で、ファンも多いブランドになります。
私も全ポータブル電源を所持していますが、このデザインの統一感はたまりません。
とはいえ、性能面で見るとJackery 240に良いところはありません。
ランクインしたのは、業界で最もサポートが充実しているのに2万円を切るコスパです。
もしJackery 240が気に入ったら、他のJackeryシリーズを購入し、揃えていくってのもおすすめです!
なお、500Whまでの容量帯には、Jackery 400も販売しております。
容量がもう少し欲しいなとお考えの方には、Jackery 400がおすすめになります。
No.2 「BLUETTI EB3A」
No.2 にランクインしたのは「BLUETII」の最新ポータブル電源「BLUETTI EB3A」です。
BLUETTI EB3Aの電池の容量は「268.8Wh/74,666mAh/3.6V」です。
-
13回
Phone(3,000mAh)
-
4.3回
Laptop(50Wh)
-
7.2時間
扇風機(30Wh)
-
3.9時間
電気毛布(55Wh)
-
使用不可
電気ケトル(1,250W)
-
使用不可
ドライヤー(1,200W)
おすすめポイント
おすすめポイント
- 定格出力600W
- 出力機能が高性能
- 圧倒的な充電速度
- アプリと連携できる
- リン酸鉄採用の長寿命
定格出力600W
No.5の PowerArQ2 は、定格出力「300W」、No.3の Jackery 240 は「200W」。
BLUETTI EB3A はその倍の「600W」の出力の電化製品も使用可能になります。
600Wまで使えることで、「低出力ケトル」「ドライヤーの弱」が使用可能になります。

出力機能が高性能
BLUETTI EB3Aは、ワイヤレス充電対応。
さらにUSB-Cの100Wという超高速充電が可能なポートも対応しており、流石の最新作。

圧倒的な充電速度
BLUETTI EB3Aは、ラインナップの中で最速タイの充電速度を誇ります。

その速さはなんと、
- 30分で80%充電
- 1時間でフル充電

アプリと連携可能
BLUETTI EB3Aは、アプリと連携が可能です。
アプリで遠隔操作できる機能は、大手ブランドでも数少ない、最も最新の機能になります。
- 遠隔操作が可能
- 細かな設定もできる。
- アプリを介し電源のアップデートが可能

残念ポイント
残念ポイント
- デザインは好き嫌いがある
デザインは好き嫌いがある
正直、性能面で残念なポイントはありません。
ただ、BLUETIIの製品、全てに言えることですが、男性好みのデザインなのかなと思います。
このBLUETTI EB3Aも、飛行機のコックピットのような感じですよね。

キャンプや車中泊などのアウトドアにはどうなのか?
アウトドア用にどうなのか?
- 定格出力600Wで、低出力ケトルでお湯が沸かせる
- LEDライトで夜も安心
- 3.2kgとかなり軽量
- USB-C高速に対応し、ワーケーションにも最適
- フル充電まで1時間なので、アウトドアに出かける際に充電を忘れていても間に合う
- アプリにより遠隔で操作可能
- 長寿命なので気兼ねなく使用できる
BLUETTI EB3A まとめ
正直、この製品は1位でも全く問題なく、すべてにおいて最高性能です。

価格も「39,800円(税込)」と、この性能から考えるとかなりお安い。
このデザインにピンときたら、買って間違いないポータブル電源だと断言できます。
BLUETTI EB3Aは私の超愛用品の1つでもあり、レビュー記事もありますので、併せてご覧ください!
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-
【BLUETII EB3A】実機レビュー!性能&コスパは2023年の中で最高かもしれないポータブル電源!(キャンプ・車中泊・防災・節電)
続きを見る
No.1 「EcoFlow ポータブル電源 RIVER & RIVER 2」
No.2の圧倒的性能よりも上位にランクインしたのは、EcoFlowの「EcoFlow RIVER」です。
クラウドファンディングのMakuakeで、当時の史上最高応援金額と叩き出したポータブル電源になります。
EcoFlow RIVERの電池の容量は「288Wh/80,000mAh/3.6V」です。
電化製品をどれぐらい使用できるのかまとめました。
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15回
Phone(3,000mAh)
-
4.6回
Laptop(50Wh)
-
7.7時間
扇風機(30Wh)
-
4.2時間
電気毛布(55Wh)
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0.3時間
電気ケトル(1,250W)
-
0.3時間
ドライヤー(1,200W)
おすすめポイント
チェックリスト
- 容量をあとから増やせる
- 独自技術で1200Wまでの電化製品の使用が可能
- 圧倒的な充電速度
- アプリと連携できる
容量をあとから増やせる
EcoFlow RIVERの特徴の一つとして、後からでも容量が倍に増やせることです。
別売りの「EcoFlow RIVER 専用エクストラバッテリー」により、288Whから「576Wh」のポータブル電源に早変わりします。
合体させると、EcoFlow RIVERから「EcoFlow RIVER Max」という商品に変化します。
初めてポータブル電源を購入される方は、正直、どの容量を買えばいいかわからないものです。

例えば、EcoFlow RIVER 専用エクストラバッテリーを購入したら、
- 一人でアウトドアに行くときはRIVERに
- 家族で行く際にはRIVER Maxに
と使う人数や用途に応じて、容量を選べて変えられるのが面白いんです。
独自技術で1200Wまでの電化製品の使用が可能
EcoFlow RIVERのAC出力は現在、販売しているポータブル電源の中で、私はもっともすごいと思っています。
それは、独自の技術「X-Boostモード」によるものです。
本来、ポータブル電源は「定格出力」以上の出力の電化製品は使用することができません。
定格出力600WのEcoFlow RIVERは、本来ドライヤーなどの出力1200Wの電化製品は使用できないはずです。
ところが、独自技術のX-Boostモードにより、電化製品の出力(電圧)を、使用できる出力まで自動で下げることで、動かすことができるのです。
実際に、1200Wのドライヤーを使用してみると、600Wまで出力を出した状態で、使用できています。

注意
当然、出力を下げて使用しているので、
- ドライヤーはパワーが弱い
- ケトルは通常よりも温めるのに時間がかかる
などが生じますが、
正直、このコンパクトさと軽さで、ドライヤーを使用できることが驚きなのです。

1時間で80%、1.6時間でフル充電
EcoFlow RIVERをコンセントに差し込んで充電するAC充電は、
側面のカバーを開けたところに、付属のAC充電ケーブルを差し込んでいきます。
そして驚くことにEcoFlow製品には、
AC充電ケーブルに、あの大きく重たいアダプターがないのです。
ポイント
ほとんどのポータブル電源は、あの重たく大きく、何より熱くなる「アダプター」があります。
EcoFlowは独自開発による「X-Stream充電テクノロジー」(特許申請済)を採用しており、アダプターの無いケーブルにより超高速充電を可能にしています。
ちなみに、アダプターとはこれのことです。
実際に、充電すると「262W」で入力されました。
ポイント
- 約260Wで充電され、1時間で80%まで充電
- 80%以降は充電速度が落ち着き、約1.6時間でフル充電
この速度は業界でも最高レベルの超高速充電になります。
アプリと連携可能
RIVER シリーズはすべての機種がアプリ操作可能で、
本体のアップデートやさまざまな機能が遠隔で操作、確認することができます。
残念ポイント
残念ポイント
- 持ち手が上にあり、重ねることができない
持ち手が上にあり、重ねることができない
EcoFlow RIVERは、上部に、かなり持ちやすい持ち手があります。
かなり持ちやすく、「5kg」の重量がかなり軽く感じれます。
とはいえ、ポータブル電源を重ねて保管することができず、どうしても重ねる場合は、画像のように1番上になってしまいます。
キャンプや車中泊などのアウトドアにはどうなのか?
アウトドア用にどうなのか?
- 1200Wまでの電化製品が使用可能
- LEDライトで夜も安心
- USB-C高速に対応し、ワーケーションにも最適
- フル充電まで1.6時間なので、アウトドアに出かける際に充電を忘れていても、間に合う
- アプリにより遠隔で操作可能
EcoFlow ポータブル電源 RIVER まとめ
3位の製品もあれだけ素晴らしかったのですが、正直、このポータブル電源は超えることができません。
容量を後でも増やせることや、
1200Wのドライヤーやケトル、電子レンジも使用することが可能だからです。
もはや、EcoFlow RIVERを超えるポータブル電源は現れるのだろうか?
それほど、凄まじいポータブル電源だといえます。
EcoFlow ポータブル電源 RIVER 2
実は、1位のEcoFlow RIVERを超えるものが存在します。
それは、2022年の末に販売されたばかりのRIVERの後継機となる「RIVER 2」になります。

RIVER 2の電池の容量は「256Wh/71111mAh/3.6V」です。
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17回
Phone(3,000mAh)
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4回
Laptop(50Wh)
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7時間
扇風機(30Wh)
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4時間
電気毛布(55Wh)
-
使用不可
電気ケトル(1,250W)
-
使用不可
ドライヤー(1,200W)
EcoFlow ポータブル電源 RIVER 2まとめ
私もまだ実機をレビューできていないので写真とともにお伝えはできませんが、EcoFlow RIVERの問題点を克服した内容になっています。
良い点と悪い点をまとめていきます。
RIVER 2の良い点
- 1時間でフル充電の業界トップタイに進化
- リン酸鉄採用により電池寿命が伸びた
- 圧倒的な5年保証を実現
- EPSという停電したら自動で切り替わる装置付き
- 持ち手がなくなったので上に重ねれる
RIVER 2の悪い点
- 容量をあとから増やせなくなった
- 独自技術で1200Wまでの電化製品は使えず450Wまでになった
正直なところEcoFlow RIVERが進化した部分もあれば、退化した部分もあると思っています。
EcoFlow RIVERの特徴であった容量が足せるところや、1200Wまでを使用できるところがなくなっています。
これは安全面なところや、容量を足せるところにあまり需要がなかったと考えられます。
とはいえ、RIVER 2は検証の結果、2023年の500Wh以下の小さいポータブル電源の中で最高性能を誇ります。
【2023年版】 プロが選ぶ容量「500Whまで」のおすすめ大容量ポータブル電源 まとめ
最後にランキングをまとめて終わりたいと思います。
簡単な流れ
気になったポータブル電源がありましたら、
詳しくレビューしている記事がありますので、併せてご覧ください。
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【Jackery ポータブル電源 240】実機レビュー!「気軽に1台持っておける」コスパさが最高なのでおすすめ(キャンプ・車中泊・防災・節電)
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【Jackery ポータブル電源 400】実機レビュー!初めてでも安心かつ安価なのでおすすめ(キャンプ・車中泊・防災・節電)
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【BLUETII EB3A】実機レビュー!性能&コスパは2023年の中で最高かもしれないポータブル電源!(キャンプ・車中泊・防災・節電)
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【EcoFlow ポータブル電源 RIVER】実機レビュー!コンパクトなのにドライヤーが動かせるのでおすすめ(キャンプ・車中泊・防災・節電)
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最後に。
この先、日本はどこで地震などによる停電が起こってもおかしくありません。
また高騰する燃料費や電気代・・・


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