

本記事では、そんな悩みを持つ皆様のための記事になっております。
本記事でわかること
- SABUMAとは?
- SABUMA ポータブル電源 S2200とは
- SABUMA ポータブル電源 S2200の全てがわかるレビュー
- SABUMA ポータブル電源 S2200を購入すべき方
こんにちは。
未来のための暮らし方を発信しているYaiYuです。
これまで30種類以上のポータブル電源を使ってきましたが、
アウトドアだけでなく、防災グッズとしても優秀なのが「1000Whの容量」と「1200Wの出力」を持つポータブル電源です。
そんな中、
かなりおしゃれな見た目と性能を持ち合わせた「SABUMA ポータブル電源 S2200」が使ってみて、かなりおすすめだったのでレビューを紹介していきます。(以降SABUMA S2200と記載)

目次
SABUMA(サブマ) ポータブル電源 S2200 とは?
SABUMAとは?
「SABUMA」は、2022年にポータブル電源市場に参入してきた、新しいブランドです。
応援購入サイトMakuakeでは、
今回レビューするSABUMA S2200が、5,400万円以上も集め、既に人気を集めています。
新しいブランドだからこその、新発想の専用オプションがなかなか面白く、こちらも合わせてレビューしていきます。
SABUMA S2200のここがおすすめ!
さて、Makuakeでこれほどまで応援されているSABUMA S2200。
なぜそんなに人気を集めたのか?
2つのおすすめポイントを先にお伝えしていきます。
おすすめポイント
- 白いポータブル電源はかなり珍しい
- 性能もしっかりと確保
白いポータブル電源はかなり珍しい
現在販売されているポータブル電源は、主に「ブラック」や「オレンジ」が主体のものが多いです。
大手ブランドだとJackeryはブラックとオレンジ。
EcoFlow(エコフロー)はシックなブラックが主体です。
ただEcoFlowは、最近になってホワイトカラーを導入しました。
とはいえ、2000Wh以上の大容量のポータブル電源では、私が知りうる限りではSABUMA S2200だけなのかなと思ってます。

性能もしっかりと確保
性能面で見てもSABUMA S2200は、業界最高峰のレベルに達しています。

SABUMA(サブマ)ポータブル電源 S2200 レビュー
ここからポータブル電源SABUMA S2200をレビューしていきます。
初心者の方でもわかりやすく下記の順番で解説していきます。
レビューの流れはこちら。
レビューの流れ
- 見た目
- 電池性能
- 付属品&オプション
- 出力性能
- 入力性能
- アプリ
- 安全性
- 保証期間
- 価格
ビジュアル
まずは「ビジュアル」から。
ホワイトを主体としたシンプルでスタイリッシュな見た目は、かなり気に入ってます。
前面は、大きさが「高さ30.0cm × 幅43.0cm」と、同じ容量帯ではコンパクトな部類に入ります。
「縦幅20.0cm」の側面は、排熱する通気口。
さらに、SABUMA S2200に電気を充電するポートがあります。
反対側も同じく排熱する通気口と、
こちらは、SABUMA S2200から電気を流すための出力ポートが備わっています。
底面は、凹凸部分に高さがないため、柔らかい地面の場合は汚れてしまいました。
ただ、家の中で使用する際には問題ありません。
上部は、両手で持つことができる持ち手。
そして真っ白な見た目が、いい感じです。
持ち手は、邪魔にならない最低限の小ささながら、手に馴染む感じでした。
重さは「約20kg」あるので、両手で持つ想定です。
持ち手がかなり持ちやすいので、実際の重さほど重くは感じないと思います!

ディスプレイ画面は、業界では「中程度」のサイズ感。
しかしながら、シンプルで見やすいディスプレイなのが特徴です。
電池性能
次は、ポータブル電源を選ぶ際にとても大事な要素「電池の性能」を見ていきましょう!
SABUMA S2200のスペックは以下の通り。
電池性能
- 電気容量:2258Wh/627,222mAh/3.6V
- 電池素材:三元系リチウムイオン
- 充放電回数:800回/残存80%
- パススルー機能:あり
- 動作温度範囲:-10°C ~ 40°C
- 保管温度範囲:-20°C~45°C
- 生産地:中国
SABUMA S2200の電池の容量は「2258Wh/627,222mAh/3.6V」。
電化製品をどれぐらい使用できるのかまとめました。なお「放電深度を10%」として計算しています。
-
121回
Phone(3,000mAh)
-
35回
Laptop(50Wh)
-
60時間
扇風機(30Wh)
-
18.5時間
電気毛布(55Wh)
-
15.4ℓ
電気ケトル(1,250W)
-
91分間
ドライヤー(1,200W)


電池寿命
ポータブル電源でよくみなさん気にされるのが「電池寿命」です。
現在販売されているポータブル電源の主な電池は2種類あります。
- 三元系リチウムイオンバッテリー:800回(残存80%)
- リン酸鉄リチウムイオン電池:3,500回(残存80%)

そのポイントをまとめましたのでご参考ください。
電池寿命に関して
- 2023年のポータブル電源の市場においてリン酸鉄が当たり前の状況に
- 安全面においてもリン酸鉄が近年、安定してきている傾向にある
- 家庭用蓄電池や医療用、非常用として24時間、365日使用する想定の場合は、確実にリン酸鉄を選びましょう
付属品&オプション
SABUMA S2200の付属品は、すべて初めから揃っており別途購入することなく使用開始できます。
付属品
- AC充電ケーブル
- 車載シガーソケット充電ケーブル
- ソーラー充電ケーブル
- 取扱説明書
- 保証書
そして、SABUMA S2200が面白いのは、別売りになりますがオプションの斬新さです。
まずは2種類ある、「SABUMA S2200専用PUレザーカバー」。
装着すると、本体を守ってくれるだけでなく、
側面には大中小のポケットがあり、ケーブル類や充電するスマートフォンなどを収納出来ます。
汚れが気になった底面も、カバーが守ってくれました。
ポイント
素材は耐久性の高いスエード調PUレザーを採用し、明るく発色がよく、アクティブなイメージのキャメルカラーと落ち着いた大人の雰囲気のグレージュカラーの2色からお選びいただけます。
さらに、「スタッキングテーブルCHABUMA for S2200」も面白い!
なんと、SABUMA S2200の持ち手の部分と合体させることができます。
キャンプや車中泊の際には、テーブルや、物を置けるスペースとして重宝します。
パソコンを置けば、どこでもワーケーションが可能ですね♪
家では普段、座って仕事するところが、スタンディングスペースになって、我ながら面白いと自画自賛。

出力性能
ここからはSABUMA S2200の中身を解説していきます。
まずは出力性能。
SABUMA S2200にコンセントを差し込んだり、USBを差し込んだりして電力を使用する際に必要なパワーのことです。
電力を出力させるための方法は以下の3つ。
入力方法
- ACコンセント出力
- USB出力
- DC出力

ACコンセント出力
AC出力とはSABUMA S2200に「コンセント」を差し込んだときに電化製品などに流れる電流のことです。
AC出力性能
- 電圧:110V
- 周波数:50 / 60Hz
- 波形:完全正弦波
- 定格出力:2000W
- コンセント口数:3口
電圧・周波数・波形に関しては、
解説するとかなり長くなるので、不明なところがあれば、クリックでご確認ください!
電圧・周波数・波形から家庭用のコンセントに差し込んだときと同じ電流が流れることがわかります。

コンセントを使用する場合は、まず「AC」と書いているボタンを押しましょう!
SABUMA S2200の定格出力は「2000W」。
2000Wまでのパワーが必要な電化製品を使用できるということなので、「ドライヤー」や「電子レンジ」「電気ケトル」もすべて使用可能です。

弱で使用時
使用したドライヤーは、パナソニックのナノイー。
けっこう売れているドライヤーなので使えることが分かれば、キャンプや車中泊に持っていくことができますね!

ハイパワーで使用時
さて、最近ではポータブル電源は「ファンの音の大きさ」も大事な要素になっているので調べてみました!
注意
キャンプのテントの中や車中泊の車の中、さらには被災地の避難所での使用を想定されるポータブル電源ですので、ファンの音がうるさいと騒音の原因になってしまいます!
SABUMA S2200のファンが回った場合の音の大きさは「51.6db(デシベル)」と判明しました!
さらに、電化製品を使い終わればすぐにファンが止まりました。
これは、内部の温度が下がる効率が高い構造になっているからだと推測されます。

USB出力
近年、ポータブル電源はスマホやダブレット、ノートPC、ドローンなどに充電することが重要視され、「USB出力性能」はポータブル電源を選ぶ上で、かなり重要になってきました。
USB出力
- USB-A 急速(18W):2口
- USB-C 急速(65W):1口
- USB-C 急速(100W):1口
USB出力を使用する場合は、ACと同様にボタンを押しましょう!
SABUMA S2200は、USB-AとCがそれぞれ急速で2口もあります。
これにより「Macbook」などのパソコンも超高速で充電することができます。

DC出力
SABUMA S2200にDCケーブルを差し込んで電化製品を使用する場合のパワーを見ていきましょう。
DC出力
- シガーソケット(12.6V/10A 126W):1口
- DC5521出力(最大120W):2口

入力性能
次は入力性能を解説していきます。
SABUMA S2200を充電する際に、どれぐらいの時間で充電が完了するのかのことを言います。
電力を充電するための方法は以下の3つ。
入力方法
- ACコンセント
- シガーソケット
- 太陽光パネル

ACコンセント入力
SABUMA S2200をコンセントに差し込んで充電するAC充電は、
この3つのコンセントのようなところに付属のAC充電ケーブルを差し込んでいきます。
そして驚くことにSABUMA S2200には、
AC充電ケーブルに、あの大きく重たいアダプターがないのです。
ポイント
ほとんどのポータブル電源は、あの重たく大きく、何より熱くなる「アダプター」があります。
SABUMAは独自開発により、アダプターの無いケーブルにより超高速充電を可能にしています。
ちなみに、アダプターとはこれのことです。
実際に、充電すると「1369W」で入力されました。
ポイント
フル充電まで
- 急速:約2.5時間
- 中速:約3.5時間
- 低速:約6.5時間
と3つの充電速度を選べ、急速の場合は、業界最高レベルの充電速度になります。
充電時のファンの大きさは「68.9db」でした。
この点においては、ファンがやや大きく感じましたので、避難所やアウトドアの場合は、周辺に配慮が必要です。
シガーソケット入力
車中泊や災害時に、もっとも欲しい車で充電できる充電「シガーソケット」。
SABUMA S2200はもちろん実装しています。
シガーソケット
- 対応車:12V / 24V
- およそ120Wで充電可能
充電する際には、こちら画像の場所に差し込み充電しましょう!
119Wで充電されていたので、
もしもの災害時でも緊急充電が可能になり、命を救ってくれるかもしれません。
太陽光パネル入力
ソーラー発電は、どこでも充電できることやエコの観点からも、注目を集めています。
また、電気代も削減できるためお財布にやさしく、外出先でも電力を発電することができます!
太陽光の入力性能
- 入力最大値:400W
検証するため、実際に「SABUMA ソーラーパネル SSP-160」を使ってSABUMA S2200を充電してきました。
接続するためには付属のソーラー充電ケーブルを使用していきます。
接続はSABUMA ソーラーパネル SSP-160のケーブルを繋げるだけ。

太陽光が反射してディスプレイ表示が消えていますが、「40~120W」で入力されており、大満足の結果となりました。
「出力」と「入力」のレビューが終わりましたので、
SABUMA S2200の電気容量と出入力の性能から、おすすめの使用法をまとめます。
おすすめ使用法
- スマホやLEDランタンなど低出力のものはもちろん
- ドライヤーなどをアウトドア先や避難所で使うことも可能
- 扇風機や電気毛布は3〜4日使用可能
- 停電時、テレビや冷蔵庫は丸2日、使用可能
- 電子レンジやケトルによりお湯を沸かせる
アプリ操作
最近のポータブル電源は、アプリでの遠隔操作が可能なものが多くなりました。
SABUMA S2200にとって、最大の弱点、それはアプリでの遠隔操作や、本体のアップデートができないこと。

安全性
安全認証マーク
ポータブル電源を選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!
SABUMA S2200のHPを除いてみても、認証マークの記載が見当たりませんでした。
とはいえ、
- 防災製品等推奨品(一般社団法人防災協会)認証の取得
- UN38.3 / 国連特別輸送試験 認証の取得
などの記載がありましたので、問題ないと思います。
BMS(バッテリーマネージメントシステム)
SABUMA S2200には、バッテリー管理システム(BMS)という安全装置が備わっています。
過充電や過放電保護、温度管理等、内部バッテリーが安全に動作するよう監視及び管理を行うためのシステムも購入時にしっかりと確認しましょう!
ポイント
最近では、災害時のためにポータブル電源を常備しておく方が増えてきました。
長期保管する場合は、安全の観点から「6ヶ月に1回の点検」「80%

保証期間
SABUMA S2200の保証期間は「24ヶ月」です。
SABUMA S2200の保証期間を販売されているマーケット別にご紹介します。
保証期間
- 公式HP:24ヶ月
- amazon:24ヶ月
- 楽天:24ヶ月
- yahooショッピング:24ヶ月


価格
皆さんはポータブル電源を「安さ」で決めていませんか?
それは1番ダメな選び方です。
ポータブル電源は、キャンプやアウトドアだけでなく、防災グッズとしても需要があります。
そんないざという時のために安いポータブル電源では、大事な時に動かない!なんてもこともあり得ます。

SABUMA S2200は、充電速度最高峰、出力最高峰、サポート最高峰、安全性最高峰とすべてにおいて隙がありません。
にもかかわらず「¥269,500(税抜)」とやや安いです。

SABUMA(サブマ)ポータブル電源 S2200 まとめ
SABUMA S2200は、如何でしたでしょうか?
最後にSABUMA S2200が、キャンプや車中泊などのアウトドア用に適しているのか?防災グッズや節電グッズに適しているか?
などまとめていきます。
キャンプや車中泊などのアウトドア用にご購入をお考えの方のポイント
まとめ
- 持ち運び可能で高出力なのでアウトドアに最高峰
- アプリ操作ができないので少し他の機種には劣るかも
- 持てないほどの大きさではなく、しっかりと容量がありバランスがいい
防災グッズや節電グッズに、購入をお考えの方のポイント
まとめ
- 高出力なのでケトルや使用でき避難所でも重宝される
- 使用時のファンの音が静かなので避難所でも使用可能
- 防災グッズや節電グッズとして2000Whの容量は最低限必要な量
- 停電時の冷蔵庫に使用する場合、ちょうど2日動かせます
- 停電時のテレビに使用する場合、ちょうど2日動かせます
この先、日本はどこで地震などによる停電が起こってもおかしくありません。
また高騰する燃料費や電気代・・・


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