バンライフや車中泊で「車内や屋外で使用できるトイレ」をすべてご紹介(排水方法も解説)

バンライフや車中泊で「車内や屋外で使用できるトイレ」をすべてご紹介(排水方法も解説)

 

YaiYu
バンライフや車中泊している人って、トイレはどうしているの?

 

YaiYu
車内でも使用できるトイレってどんなのがあるの?

 

本記事では、完全バンライフ(車で生活)の実践者の私が、皆様のそんな疑問にお応えしていきます。

本記事でわかること

  • バンライフや車中泊でのトイレ事情
  • 車内でも使用できるトイレ

 

こんにちは。
未来のための暮らし方を発信しているYaiYuヤイユウです。

 

最近では、車中泊で全国の旅や、車の中で生活しながらミニマルな暮らしを楽しむバンライフが、人気を集めています。

また防災面でも、車中泊グッズを揃えておくことで、
災害などで家が倒壊したり、停電になった場合でも、車で生活することで乗り切れるため人気に拍車をかけています。

 

その人気の車中泊やバンライフ、「トイレ」はどうしているのでしょうか?

年間200泊以上、車中泊を経験し、実際に車で生活しながら全国を移動していた私が、車中泊やバンライフでの「トイレ事情」について徹底解説していきます。

 

車中泊やバンライフ、災害時のトイレ事情

トイレについて、深く掘り下げてみましたので、下記の順番に解説していきます。

簡単な流れ

  • 屋外でトイレをする場所
  • 車内や屋外で使用できるトイレの種類
  • 持っておくと便利なトイレ周辺グッズ
  • 廃棄はどこでするのか?

 

屋外でトイレをする場所

まずは、車中泊やバンライフをする人がどこでトイレをしているのか?

 

一覧を挙げます。

トイレできる場所

  • 公衆トイレ
  • 公共施設(市役所・警察署・図書館)
  • 道の駅
  • 公園
  • パーキングエリア
  • サービスエリア
  • デパート
  • スーパー
  • コンビニ
  • ファーストフード店
  • 宿泊施設
  • キャンプ場/オートキャンプ場
  • RVパーク

 

まだまだ他にもあるかもしれませんが、これだけあるのです!

 

私は、バンライフで日本を回っている時、
本当に日本はどこでもトイレができて幸せだなと噛み締めながら各地でトイレを利用させていただいてました。

 

YaiYu
つまり、全国を移動しつつもトイレに関しては大きな問題やハードルはないと言えます。

 

では次に、車内で使用できるトイレやトイレ回りのグッズをご紹介していきます。

アウトドアだけでなく、「災害時」に重宝するので、どれか一つでも常備しておくといいでしょう!

 

車中や屋外で使用できるトイレの種類

皆さんは渋滞にハマった時、
携帯用トイレを持っておけばよかった!と思ったことはないでしょうか?

 

また携帯用トイレは、地震や台風などの災害時に、
水が使えなくなってもトイレを使用できるため「防災グッズ」としての役割も果たします。

 

YaiYu
しかしどんなタイプのトイレがいいのかわかりませんよね?

 

なので、ここでさまざまなトイレを1つずつご紹介していきます。
ご自分のスタイルや車の大きさなどに合ったトイレを1つ持っておくことをおすすめします。

さまざまなトイレ

  • ポータブルトイレ
  • 折りたたみ式トイレ
  • 尿ボトル

 

ポータブルトイレ

主にキャンピングカーに乗せて使用するタイプの「ポータブルトイレ」。

 

一般的ではないので一部の方のみの使用となりますが、おすすめは、カーメイトの「PortaPotti QUBE」です。

 

特徴は以下の通り。

ポイント

  • 水洗式(手動式)
  • 完全密閉無臭タイプ
  • 連続使用目安:約33回
  • 捨て時がわかる汚水タンク目盛り付き
  • 製品サイズ : 高330×幅383×奥行427mm
  • 製品重量(乾燥重量) :  3.4kg
  • キャンピングカーに設置している人が多い

 

おすすめの理由としては、「匂いが漏れにくいこと」「排水しやすいこと」です。

安めのものを買ってしまうと、匂いが漏れたり、排水時に手が汚れたりしやすいものが多いため、この価格ぐらいのものは買った方はいいでしょう!

 

YaiYu
口コミでも匂いの漏れがないことで愛用されている人が多いです!

 

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折りたたみトイレ

一般的に、車内でも家の中でも保管できるタイプのトイレとして、「折りたたみトイレ」がおすすめ。

 

中でも「LAMPTOP」の簡易トイレは、高性能!!

必要なモノ

  • 折りたたみ可能
  • 丸洗い可能
  • 耐荷重量:150kg
  • 本体重量:1.3㎏
  • 日本人サイズに設計

 

災害用の簡易トイレも多く出ているのでいろんなタイプがありますが、大きさ、見た目、機能的にこれが1番、おすすめです。

 

もちろんデメリットもあり、
袋と凝固剤を使用するタイプなので、毎回ゴミが出てしまい、使用する凝固剤の説明に従って処理が必要です。

 

YaiYu
基本は可燃ごみとして捨てますがお住まいの地域によって変わるかもしれません。

 

 

尿ボトル

医療や介護でよく使用される「尿ボトル」は、緊急時のみいいかもしれません。

 

YaiYu
すぐ捨てられない状況もあるので、蓋付きが安心ですね。

 

YaiYu
できれば私は使いたくないですが(笑)

 

 

トイレ周辺グッズ

ここからは、あると便利なトイレの周辺グッズをご紹介していきます。

 

もし災害などで野外でトイレをすることになったとき、あるといいなと思ったものを挙げています!

トイレ周辺グッズ

  • トイレの女神
  • ポンチョ
  • ワンタッチテント
  • トイレットペーパーホルダー

 

トイレの女神

トイレの女神」は、車内の簡易トイレや、災害時に水が流れなくなった時に、かなり便利な防災グッズです。

 

トイレに被せ、凝固剤を入れることで、排泄物を「燃えるゴミ」として捨てることが可能になるものです。

災害時に貴重になる水を使うことなく、トイレができる画期的なものなので、おすすめです!

 

 

ポンチョ

外で用を足す際の目隠しにあると便利なのがポンチョです。

 

女性で尿器を使う場合などは、首から下を見れるようなすっぽりかぶれるものがいいと思います。座るトイレでも衣類の脱着があるので、使いやすい物がいいですね。

こちらはグランドシートにもなるポンチョ。
袖周りはマジックテープを付けるなど使いやすいようにアレンジしてもいいですね。

 

 

ワンタッチテント

外でする際のトイレ用テントを作るのもいいと思っています。

 

トイレットペーパーをかけるためのロープや携帯を入れられるメッシュポケット、簡易シャワーなど掛けられるので、一つ持っておくと重宝するかもしれません。

 

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トイレットペーパーホルダー

トイレを外でする際などに使えるトイレットペーパーホルダーはあると便利です。

 

中でもおすすめは、「シートゥーサミット」。
首にかけられるので両手が使え、防水機能搭載。

 

YaiYu
キャンプ用品としても、テレビで取り上げられるほど注目の商品です。

 

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廃棄はどこでするのか?

現在、国内のキャンピングカー保有台数は10万台突破し年々増加傾向。
しかし、排水処理できる施設は少なく、道の駅などで捨てるといった
マナー違反も増えているので、警告もされている状況は続いています。

 

では一体、キャンピングカーで長期の車中泊をされている方は、どこで水の廃棄をしているのでしょうか?

 

主に廃棄する水は下記の2種類です。

  • グレイウィーター:中水と呼ばれ、飲料水の上水と、汚水などの下水の間となる、台所や洗濯などの排水
  • ブラックウィーター:し尿などの下水

 

実際に「水道局」に電話取材をし回答をもとに結果をお伝えしていきます。

 

ダンプステーション

まず1つ目の廃棄場所として「ダンプステーション」が挙げられます。
ダンプステーションとは、キャンプ場や道の駅などで設置されている、排水を有料で処理してくれるサ場所のことです。

 

とはいえ、まだまだ設置が少なく、キャンピングカーユーザーからすると、まったく足りておらず、正直、皆さんどうやって処理しているのか不明・・・

 

YaiYu
大半の人が、キャンプ場や道の駅のトイレに捨てていると想像できるのですが、それはNGです。

 

汚水枡

次に「汚水枡」。
マンションなどの敷地内の汚水を、公共下水道本管へ流入するために設けられる桝。

許可をもらうことで、
住宅敷地内にある小さなマンホールからキャンピングカーだとホースで接続して汚水を流すことができます。

 

YaiYu
しかしながら、勝手に利用できるわけがなく、現実的には使用が難しいです。

 

自宅のトイレ

ほとんどのキャンピングカーユーザーは、この自宅での処理が基本だと思います。

とはいえ、長期で旅をしている人にとっては、わざわざ自宅に帰ることができないわけで、こちらも現実的には難しいです。

 

まとめ

如何でしたでしょうか?

 

日本は全国的に、トイレのインフラが整っており、車中泊旅やバンライファーにとって環境の良い国です。

ポータブルトイレやトイレ周辺グッズも充実しており、キャンプや災害時の時でも、必ず役にたってくれるものばかりでした。

 

とはいえ、キャンピングカーで長期で全国を旅する方にとっては、日本全国で排水を処理できる場所がほとんどないのが現状です。

つまりマナーを守っていない方が多く、全国でも多くの問題が指摘されています。

 

キャンピングカーが売れるのは良いことですが、それに伴うインフラ整備が先なような気がしているこの頃です。

 

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Yusuke Yaida

オフグリッドとは、送電網に繋がれていない状態であることを指した用語。コロナ以降、インフラや働く場所にとらわれない生活が注目を浴びる中で、「おふぐり」では、オフグリッドをするための知識や、実は地球を救うかもしれないということを発信するメディアです。

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