

本記事では、そんな要望や疑問を持つ皆様のための記事になっております。
本記事でわかること
- 2000Whの大容量ポータブル電源「Zendure Superbase Pro」とは?
- 「Zendure Superbase Pro」を実際にレビュー
こんにちは。
未来のための暮らし方を発信しているYaiYuです。
2022年に入り、電気代が高騰してて生活費を圧迫していますよね・・・
そのため、我が家では、ポータブル電源とソーラーパネルを導入し、節電と災害対策を施しています。
そんな中、「Zendure Superbase Pro」という、2022年でも性能がトップレベルのポータブル電源が販売され、かなりおすすめなので皆様にレビューをお届けします。
目次
Zendure Superbase Proとは?
ガジェットブランド「Zendure(ゼンドュアー)」とは?
本記事で徹底レビューするZendure SuperBase Pro。
皆さんは、このZendureというブランドをご存知でしょうか?
Zendureは、モバイルバッテリーや充電器などを製造・販売しているガジェットブランドです。
デザインがシンプルでおしゃれながら高機能なので、モバイルバッテリーの「Super Tank Pro」は私の愛用品です。
さらに電源ハブの「SuperhubSE 4K」は、もう1年以上、毎日使うほどの溺愛ぶりです。
今回レビューするZendure SuperBase Proは2022年にMakuakeで応援購入が開催され、「5000万円」近くを集めるほどの大成功プロジェクトとなりました。
Zendure Superbase Proの驚くべき特徴!
私も含め、すでにファンも多いZendureの歴代最高傑作、Zendure SuperBase Pro。
何がそんなにすごいのか?
まず3つのおすすめポイントをご紹介します。
Superbase Proの特徴
- 選べる電池の「容量」と「種類」の異なる2タイプ!
- 業界最高峰!2時間でフル充電!
- スーツケースのように持ち運べる!
選べる電池の「容量」と「種類」の異なる2タイプ!
Zendure SuperBase Proシリーズは、電池の容量と種類が異なる2タイプを選ぶことができます。
Superbase pro 1500は、
- 電気容量が「1,456Wh」
- 最も寿命が長いとされている「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用。
充放電回数、つまり何回充電できて何回放電できるかの回数が「3,000回」を超えています。
一方Superbase pro 2000は、
- 脅威の「2,096Wh」の容量
- 電池は寿命が短いが一般的に多く使われる「3元系リチウムイオン電池」を採用。
充放電回数は「1,500回」と劣るものの、2,000Whを超える容量は、業界でもほとんど存在しないほどの容量です。

業界最高峰!「2時間」でフル充電!
Zendure SuperBase Proは、独自の充電技術「GridFlow(グリッドフロー)」搭載で、ご家庭のコンセントから
- 1時間で70%
- 2時間でフル充電
と、大容量のポータブル電源ながら充電時間は業界最速クラスです。

スーツケースのように持ち運べる!
Zendure SuperBase Proは重量が「約21kg」ほどあります。
かなりしっかりした持ち手があるのですが、片手で持ち上げるのは男性でも厳しいでしょう。
しかし、後ろにゴツいタイヤがあり、
もう一つの持ち手を引っ張り、伸ばすことで、
まるでスーツケースのように移動はラクラクできるんです!
タイヤに深い溝があるので、砂利道ぐらいならなんなく移動させることができます!
流石に柔らかい山道や砂浜などは、ずっしり重たく腕にのしかかってきますのでキャンプや車中泊の祭にはご注意を!

ZENDURE Super Base Proレビュー
では、ここからポータブル電源Zendure SuperBase Proをさらに詳しくレビューしていきます。
初心者の方でもわかりやすく下記の順番で解説していきます。
レビューの流れはこちら。
レビューの流れ
- ビジュアル
- 電池性能
- 付属品
- 出力性能
- 入力性能
- 安全性
- 保証期間
- 価格
ビジュアル
まずは「ビジュアル」から!
グレーを主体とした、珍しい色を採用。汚れが目立たなくて、個人的にはいいなと思いました。
前面は、大きさが「高さ46.6cm × 幅35.2cm」と、容量に対してコンパクトなのがGood!

500mlのペットボトルと比べても、すごく大きいという印象はありません。
にもかかわらず、
ディスプレイ画面がめちゃめちゃ大きく、これはポータブル電源の中でも1,2位を争うほどの見やすさ♪
ディスプレイ表示数は業界最高レベル。
かなりこだわりを感じれ、さまざまな機能がしっかりと表示されます。
奥行きは「27.6cm」。
内部の熱を排出する通気口は左右にあり、使用すると冷たい風で熱を逃してくれ、電源の状態を安定させてくれます。
背面は超シンプル!
デザインにこだわっているZendureの良さが出ています!
底面はしっかりと安定感があり、地面と接しないので汚れにくいのがいい感じ。
電池性能
ポータブル電源を選ぶ際にとても大事な要素「電池の性能」。
Zendure SuperBase Proの電池のスペックをまとめてみました。
1500の電池性能
- 電気容量:1,456Wh/455,000mAh/3.6V
- 電池素材:リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)
- 充放電回数:約3,000サイクル(残存容量80%)
- パススルー機能:あり
- 動作温度範囲:-20~ 60℃
- 充電温度範囲:0°C ~ 45°C
- 保管温度範囲:-20°C~45°C
- 生産地:中国
2000の電池性能
- 電気容量:2,096Wh/582,400mAh/3.6V
- 電池素材:三元系リチウムイオン電池
- 充放電回数:約1,500サイクル(残存容量80%)
- パススルー機能:あり
- 動作温度範囲:-20~ 60℃
- 充電温度範囲:0°C ~ 45°C
- 保管温度範囲:-20°C~45°C
- 生産地:中国

SuperBase Pro 1500の電池の容量は「1,456Wh/455,000mAh/3.6V」です。
電化製品をどれぐらい使用できるのかまとめました。なお「放電深度を10%」として計算しています。
-
99回
Phone(3,000mAh)
-
25回
Laptop(50Wh)
-
62時間
扇風機(30Wh)
-
34時間
電気毛布(55Wh)
-
1.1時間
電気ケトル(1,250W)
-
1.2時間
ドライヤー(1,200W)
一方、SuperBase Pro 1500の電池の容量は「2,096Wh/582,400mAh/3.6V」です。
-
143回
Phone(3,000mAh)
-
37回
Laptop(50Wh)
-
62時間
扇風機(30Wh)
-
34時間
電気毛布(55Wh)
-
1.5時間
電気ケトル(1,250W)
-
1.6時間
ドライヤー(1,200W)

Zendure SuperBase Proは、AC充電中に給電も同時に行えるパススルーと、停電の際に自動で電力を家電などに供給してくれるUPS(無停電電源機能)を搭載しています。
停電時にパソコンやサーバーのバックアップ電源としてのデータ保護はもちろん、冷蔵庫や水槽を繋いで食材だけでなく大切なペットの命を守る事も出来ます。

電池によって変わる2タイプのZendure SuperBase Pro、この段階でどちらを選べばいいのかご提案。
選び方
- 重さは同じぐらいなので差別化はなし
- キャンプや車中泊の際に使用するのはどちらでもOK
- 家庭用蓄電池として備蓄される場合は容量の多い2000一択
- ただし、UPS機能を使用する場合は寿命の長い1500一択

付属品
Zendure SuperBase Proの付属品は、すべて初めから揃っており別途購入することなく使用開始できます。
付属品
- AC充電ケーブル
- MC4-ACケーブル
- MC4-XT60ケーブル
- アクセサリーポーチ
- ユーザーマニュアル
- 取扱説明書
- USB-A/C 変換コネクター
ケーブル類は、付属のポーチにすべて収納できるので最高でした!
そして上記画像の中で1つだけ別途販売の「防塵カバー」。
こいつが市場にあるポータブル電源の中で最高傑作なんじゃないかと思っています。
まず、丈夫な素材で本体をしっかりと覆ってくれ、軽い防水と防塵が期待できます。
さらに底面まで覆っているのがナイス!
カバーを装着していてもすべての機能は問題なく使用可能で、
電源のオン/ オフはもちろんのこと、
取手やスーツケースの持ち手も、チャックを開け閉めすることで出し入れが可能です。
何より1番びっくりしたのが、排熱溝を防がないようにできる工夫がこなされています。
こう見ると、今にも空に飛んでいきそうなパタパタ感・・・・(意味不)
後ろ側には、ケーブルなどを入れて置けるポケットも!


出力性能
出力性能とは、
Zendure SuperBase Proにコンセントを差し込んだり、USBを差し込んだりして電力を使用する際に必要なパワーのことです。
電力を出力させるための方法は以下の3つ。
入力方法
- ACコンセント出力
- USB出力
- DC出力

ACコンセント出力
AC出力とはZendure SuperBase Proに「コンセント」を差し込んだときに電化製品などに流れる電流のことです。
1500と2000は、共に性能は同じになります。
AC出力性能
- 電圧:100V
- 周波数:50Hz / 60Hz 切替可
- 波形:完全正弦波
- 定格出力:2,000W
- 最大瞬間出力:4,000W
- コンセント数:6口
電圧・周波数・波形に関しては、
解説するとかなり長くなるので、不明なところがあれば、クリックでご確認ください!
電圧・周波数・波形から家庭用のコンセントに差し込んだときと同じ電流が流れることがわかります。

Zendure SuperBase Proの驚愕の性能はやはり、「2,000W」もの定格出力です。
世の中に販売されている90%以上のポータブル電源が、出力が足りず使用できない「電子レンジ(回転皿)」はなんのその、
ドライヤーもしっかりと動き、その時のファンの大きさも計測しました。
すると、さまざまな条件下で変化する音の大きさではありますが、「58db〜65db」と、このサイズ感とパワーにも関わらずファンの音が小さいことに驚きでした!
ちなみに、白ごはん3合を炊いてみたのですが、家庭用コンセントで炊いたよりも美味しく炊けたような気がしました。(マジで)

USB出力
Zendureは「USB-C出力」に定評があり、なんとUSB出力が「全てUSB-C」という斬新さ!
USB出力
- USB-C (20W):2口
- USB-C (100W):2口
なんと100WのUSB-Cが「2口」もあるんです。
実際100WのUSB-Cを備えているポータブル電源がかなり少ない中で、2口もあるのは驚愕でした!
これで「Andoroidoスマホ」「iPad」「Macbook」など、高速充電可能なので、テレワークやワーケーションの際の電力不足にも安心ですね。
「USB-A」をまだまだ使う方は多いと思いますので、付属の変換コネクターをつけて対策しましょう!!
私は、ZENDUREのSuperhubSE 4Kを使って、このようにACで充電するスタイルが多いです。
なぜかというと、配線の長さが増えるからと、綺麗にまとまるからです。

DC出力
DC出力は近年、あまり使うことがなくなってきましたがまだまだ健在。
シガーソケット出力もしっかりと完備しています。
DC出力
- DC 5521出力(136W):3口
- シガーソケット(136W):1口
USB-Cの出力がさらに欲しい方は、シガーソケットから出力できる「Anker PowerDrive Speed+ 2-1 PD & 1」があるといい感じです。

入力性能
入力性能とは、
Zendure SuperBase Proを充電する際に、どれぐらいの時間で充電が完了するのかのことを言います。
電力を充電するための方法は以下の3つ。
入力方法
- ACコンセント
- シガーソケット
- 太陽光パネル

ACコンセント入力
では、Zendure SuperBase Proをコンセントで充電したときのレビューしていきます。
充電する機能は、後面に集約しています。
ACケーブルは、従来のポータブル電源のように大きなアダプターがついていないので、邪魔になることがなく最高です。
右から2番目の、いかにもコンセントっぽい形状のプラグに、付属しているケーブルを差し込むと自動で充電が開始され、上記でもお伝えした通り1時間で「70%」、2時間で「フル充電」が可能です。
太陽光パネル入力
Zendure SuperBase Proに最適なソーラーパネルは、200Wの出力を持つ、「ZD200SP」。
実際にソーラーパネルで太陽光発電をしてみました。
今日はよく晴れた気温9度の真っ昼間。
冬にもかかわらず、充電結果はなんと160Wとすごい結果を出せました!!
Zendure SuperBase Proは独自開発した「PVMax」システムにより、200Wのソーラーパネルを「9枚」まで直列接続することで、最大(理論上)1,800Wのソーラー充電が可能となりました。


シガーソケット充電
車中泊や災害時に、もっとも欲しい車で充電できる充電「シガーソケット」。
Zendure SuperBase Proはもちろん実装しています。
シガーソケット
- 対応車:12V/24V
- およそ100Wで充電可能
アプリ操作
上記でもいくつかご紹介していますが、Zendure SuperBase Proは、アプリにより遠隔操作が可能です。

まず最初にアプリで行ったのは、50Hzと60Hzの切り替え。
関西に住んでいるので、「60Hz」に切り替えました。
そして、何やら緑色に光っているのはZendure SuperBase Proの仕様のよう。
なんと、10色ほどの色に変えることができ、
オン / オフや、色の明るさまで調整は思いのまま!
さらに最高だった機能が、充電を何%まで行うかを自由に変えれることだ。
ポイント
ポータブル電源は充電をフルにした場合、多少なりとも電池に負担がかかります。
防災用に長期に保管しておく場合は「90%」ぐらいで保管するのがいいので、この機能を使い90%で充電を止めておくことができます。
また、自動で電源が切れる時間を設定したり、ディスプレイの明かりを自動で消えるようにしたりと、アプリによってZendure SuperBase Proはかなり進化します。
またZendure SuperBase Proは、AmpUp(アンプアップ)モードという機能に切り替えれます。(ロケットみたいなマークが出ればOK)
この機能は電圧と電流を調整する事で消費電力の高いデバイスでも稼働させる事ができ、「最大3,000W」の出力が可能となります。
そしてさらに、急速充電で充電するので、家庭のコンセントから電力を多く使用します。
ご家庭によってはブレーカーが落ちることもしばしば。
もし落ちる場合は、アプリで「300W〜1,500W」と幅広く充電速度を変更できるので、ご家庭の環境に合わせることが可能ですよ!

安全性
安全認証マーク
ポータブル電源を選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!
Zendureの製品は日本だけでなく世界60カ国で販売されており、
Zendure SuperBase Proは「FCマーク」の取得をはじめ、世界中の認証をも取得しております。

ポイント
ACアダプターを採用していないので、PSEマークの取得の必要がありません。
BMS(バッテリーマネージメントシステム)
ポータブル電源には、バッテリー管理システム(BMS)という安全装置が備わっています。
過充電や過放電保護、温度管理等、内部バッテリーが安全に動作するよう監視及び管理を行うためのシステムも購入時にしっかりと確認しましょう!
ポイント
Zendure製品は安全性が高いことで有名ですので、安心してお使いいただくことが可能です。
最近では、災害時のためにポータブル電源を常備しておく方が増えてきました。
長期保管する場合は、安全の観点から「6ヶ月に1回の点検」「80%

保証期間
Zendure製品は、販売されているほとんどが「24ヶ月保証」です。
Zendure SuperBase Proの保証期間を販売されているマーケット別にご紹介します。
保証期間
- 公式HP:24ヶ月
- amazon:24ヶ月
- 楽天:24ヶ月
- yahooショッピング:販売なし
- 家電量販店:販売なし

価格
Zendure SuperBase Proやオプションの価格は以下の通りです。
価格
- Super Base Pro 1500:税込 249,000円
- Super Base Pro 2000:税込 289,000円
- ZD200SP:税込 74,900円
- 防塵カバー:価格不明
高額製品にはなりますが、価格としては業界の平均的な設定になっています。

Zendure Superbase Pro レビューまとめ
如何でしたでしょうか?
このZendure SuperBase Proは、大容量、急速充電、アプリ操作が可能など、2022年の最先端を行くポータブル電源の1つだといえます。
では最後にZendure SuperBase Proが、キャンプや車中泊などのアウトドア用に適しているのか?防災グッズや節電グッズに適しているか?
などまとめていきます。
キャンプや車中泊などのアウトドア用にご購入をお考えの方のポイント
まとめ
- マッドなグレーがキャンプ場でも目立つ
- スーツケースのように持ち運べて便利
- ファンが静かなのでテント内や車中泊にピッタリ
- アプリ操作で離れていても遠隔操作
- 主にLEDランタン、扇風機などの充電にアウトドアでは重宝
- 車載冷蔵庫、夏はクーラー、冬は暖房器具と大容量だからこその使い方ができる
防災グッズや節電グッズに、購入をお考えの方のポイント
まとめ
- 停電時の際は、スマホの充電用に
- ファンが静かでスーツケースのように避難所に持っていける
- 停電時に冷蔵庫に使用した場合、1日〜2日作動させれる
- 停電時にテレビに使用した場合、1日〜2日作動させれる
- 防災用に備蓄するなら2000がおすすめ
- USPを使用したい場合は1500がおすすめ
Zendure SuperBase Proは、大容量、高出力、そしてアプリの遠隔操作、スーツケースのように持ち運べると、魅力満載でした。
この先、日本はどこで地震などによる停電が起こってもおかしくありません。
また高騰する燃料費や電気代・・・


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